「仕事から逃げ回る働かないおじさん2人に不満」という投稿に反響 | キャリコネニュース
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「仕事から逃げ回る働かないおじさん2人に不満」という投稿に反響

なんで……?

なんで……?

ガールズちゃんねるに6月下旬、「会社の働かないおじさんに腹が立つ」というトピックが立った。

建設関係の会社で事務職を務めているトピ主。仕事量が明らかに少なく、あれこれ理由をつけて業務から逃げ回っている60代男性と50代男性の2人の従業員に不満を持っているという。

会社もその2人にはお手上げ状態らしいが、トピ主自身が迷惑を被ることも珍しくなく、日々イライラを募らせていると語った。(文:石川祐介)

働かない人が出るのは集団の必然なのか

トピック内には、「再雇用の働かないおじさんが定時10分前に帰ってた。10年くらい前だけど。許せないよね。周りも見て見ぬふり」と働かないおじさんの目撃談が相次いだが、どの会社にも働かない人は一定数いる、という指摘が相次いだ。

「仕事しないおばさんもいるけどね。面倒な仕事になるとどこかへ消える」
「おじさんではないけど、働かない奴は必ずいるね。上の人がいる時だけやってるフリしたり」

ほかにも、「どこの会社も穀潰しのお荷物社員はいるよ。蟻の世界と同じ。どんなコミュニティでも働かない蟻が一定数いる」などと、働かない人が出てくるのは必然的な現象と捉えている人も少なくない。

若い社員ほどシニア社員の厚遇にイライラ

“働かないおじさん論争”は定期的に勃発する。背景には若者の不公平感もありそうだ。パーソル総合研究所が今年実施した調査によると、「自分の会社では、シニア社員が給料をもらい過ぎていると思う」と考えている20代は30.0%、30代は27.6%だった。一方、当事者の60代でそう感じている人は11.9%としかおらず、かなりのギャップが見られた。

シニア従業員に対する不満は若い世代ほど高いが、当事者であるシニア従業員は自身の厚遇を当然と考えている。待遇面の不公平感に加えて、この認識の差も働かないおじさんに対する敵意をより駆り立てているのではないか。

しかし、大手企業でも”働かないおじさん”を狙い撃ちにしたリストラ策に踏み切っている。トピ主は働かないおじさんに困っているようだが、働かないおじさんもそうウカウカはしていられない。良し悪しは別として、成果主義がさらに広まれば、そうした人々も居場所がなくなっていくのではないだろうか。

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