「お前の代わりはいくらでもいる」パワハラで退職を決意した人々の声 | キャリコネニュース - Page 2
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「お前の代わりはいくらでもいる」パワハラで退職を決意した人々の声

管理・事務職の40代女性は、会社を辞めたくなったエピソードとして「上司の言動」と綴っている。ほかにも、

「『○○部はいつから偉くなったんだ。お前じゃなくてもいいじゃないか。死んでしまえばいいのに』と内線で乱暴な切り方。捨て台詞を言って乱暴に去る」

と悩みを吐露した。これは明らかなパワハラだ。日々職場で冷たい言葉をかけられ当たり散らされていると、辞めたくなってしまうのも当然だろう。

50代男性は営業職を退職した。その理由は「とにかく上司が私の発言に突っかかり、人格否定までする」からだ。上司は男性より年下で、周囲に人がいない時は「特にチクチク」と”口撃”されたという。

「とにかく歳上部下を嫌っていたように感じました。若い部下に負けないようにと得意のIT技術をアピールしてましたが、それも鼻についたようです」

その上司は同期に出世され、先を越されてしまった。すると悔しかったのか、出世して取締役になった同期を「呼び捨て。車内電話で怒号するありさま」だったそうだ。男性は「周りの社員には私を頼ってくる方もいましたが、私自身が限界でした」と退職の道を選んだ。

現在「早めの退職を検討している」と明かすのは、営業職の20代男性だ。中途採用で入社したが、入社1か月目でミスしてしまった。それ以来、上司からパワハラを受けるようになったのだ。そして入社2か月目に事件は起こった。

「一度しかしたことのない業務をしていた。わからないので上司にやり方を質問したが、(上司が)間違ったことを教えていて、『手順が間違っている』と大声で怒鳴られた。そのうえ『勝手なことをするな』と大勢の前で怒鳴り散らされた」

その後、先輩が正しい手順を教えてくれたが、自身の間違いに気づいた上司は黙り込んだ。さらに入社3か月目に入ると上司から、「もうくだらない質問(業務でわからないことを聞くこと)は控えろ」と言われた。

男性は「会社自体は悪くない」と思っているが、「あまり長く続けても得るものはなさそう」と退職を考えている。

「不正は日常的。いじめやパワハラが当たり前」

60代の男性は、中古自動車販売会社を退職した。中途採用で入社したものの、1か月もしないうちに「会社の異様な状態」に気づいたからだ。

「毎日のように従業員が辞めていく。ワンマン社長に異常なくらいすり寄る幹部たち。不正は日常的に起こるし、それを公表しないで社員を疑い、抜き打ち検査(荷物検査)をする。自分が誹謗中傷されているとわかった時、辞めようと思いました」

ワンマン社長だけでなく、当時の管理本部長も問題ありで「いじめやパワハラが当たり前。自分の保身のために部下を犠牲にし辞めさせる」といった行為が日常茶飯事だった。

「ひどい会社でした。常日頃から『お前の代わりはいくらでもいる』とほざいていましたから」

男性は今、「辞めてよかった!」と実感している。

※アンケート概要
■実施期間
2019年4月3日~
■回答数
993 ※8月4日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/EYERWBZ9
■質問項目
・あなたが「会社を辞めよう」と思ったときのことを教えてください(当時の仕事、状況など詳細に/800字以内)

※キャリコネニュースでは引き続き「会社辞めよう」と思った瞬間のほか「夏のボーナスいくらですか?」オンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを実施しています。

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