親戚亡くなっても「葬式なんか出ないで通夜だけにして」 人手不足の職場で疲弊する声 | キャリコネニュース
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親戚亡くなっても「葬式なんか出ないで通夜だけにして」 人手不足の職場で疲弊する声

画像はイメージ

人使いが荒く社員を大切にしない会社で、長く働き続けることは難しい。キャリコネニュースには「会社を辞めよう」と思ったことがある読者からさまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)

※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9

「人が足りないから葬式なんか出ないで通夜だけで済ませて」

サービス業は人手不足が深刻な様子だ。販売・サービス職の50代男性は、人員不足を補わず、在籍している社員に負担をかける職場に不満を抱いている。

「母方の叔母が亡くなり忌引き申請をしたところ、『人が足りないから葬式なんか出ないで通夜だけで済ませて仕事してくれ』と言われた。数年後に母方の叔父が亡くなり忌引き申請をした時も、全く同じ言葉を投げ掛けられ、一気に退職への気持ちが高ぶった」

同じく販売・サービス職の40代男性も人員不足に悩んでおり

「配送と接客業です。『残業時間厳守』だが仕事量は増えている。明らかにキャパオーバーな件数を運べと指示されるが人員が足りていない」

と業務過多な実情を明かす。当然、無理な働き方になっていたようだ。

「人員不足を補うために社員のサービス残業、定時より早く出勤しないと現場が回らない。(会社は)実情を把握せず数字しか見ない。サービス残業では補えない指示が更に加わり我慢の限界が来た」

男性はこうしたハードな環境で働き続けた結果、「精神的肉体的疲弊が自分の性格を変えてしまった」と綴っている。

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