祖母が危篤、祖父が死去……不自然な「身内の不幸」を連発する新人 | キャリコネニュース
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祖母が危篤、祖父が死去……不自然な「身内の不幸」を連発する新人

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4月、今年も職場に新入社員がやってくる季節になった。つい最近まで学生だった彼らの中には、とんでもない「モンスター」が混じっていることもある。今回、全国チェーンのスーパーで働く女性(30代後半)が語ってくれたのは、3年前に遭遇した「身内の不幸」を連発する、モンスター新人のエピソードだ。

次々と家族が危篤に……

——その新人は最初からヤバかったのでしょうか?

「最初はまったくそんなことはありませんでした。大学を出て、新卒で入社した後に5月頃に、私がパートしていたお店に異動で配属されました。にこやかで、一生懸命仕事をすると部署でも評判だったんです……一週間後までは」

——一週間経ったところで、態度が急変したのですか?

「それが……ちょうど配属から一週間経った日に『父方の祖母が危篤だ』と連絡してきて、一週間休んだんです。そして、休み明けの当日に今度は『母方の祖母が危篤だ』と連絡してきて、また一週間休んだんです」

——事情が事情とはいえ、配属されたばかりで2週間も来ないと気になりますね。

「ええ。”あの人、最近見ないね”と話題になることはありましたが、立て続けに身内の具合が悪くなって大変だなと納得してました」

——2週間休んで、すんなり職場復帰してきたのですか?

「いいえ。休み明けの出勤日に今度は無断欠勤したんです。おまけに事務の担当者が電話をしても繋がらない。そのうち向こうから折り返しで電話をしてきて『携帯を忘れ、連絡出来なかったが100キロ離れた父方の祖父が亡くなったので休ませて欲しい』というんです。でも、事務所の電話には忘れたはずの彼の携帯電話の番号がしっかり表示されていました」

——そこまでいくと、みんな疑問に思うのでは。

「電話を受けた事務の方もおかしいと思ったのか、葬式の式場がどこか尋ねたのですが『わからない』といったそうです。これはいよいよおかしいと思ったのか、彼の自宅に様子を見にいたそうです。すると、車はあるし灯りもついていて中に人がいる気配もしていたそうです。でも、インターホンを鳴らしても誰も出てこなかったそうです」

——バレバレの居留守ですね。結局、職場には復帰してきたのでしょうか?

「5月末になって、出勤日に遅刻してやってきました。さすがに呆れた上司が『立て続けに不幸が続いて大変やな』とイヤミをいったら、今度は早退してしまい、次の日に『辞めます』と電話がありました」

——そんなに休んで、いったいなにをやっていたのでしょうね。

「それが、本当に単なるサボりだったそうです」

——そういえば、4月入社の新人なのに5月に「配属」ではなく「異動」でお店にやってきたのですよね?

「ええ。本来、新人は研修先の店舗に配属されるのですが、そこのお店でもサボって総スカンをくらい自分で異動を申し出たということを、後になって知りました。勤務期間は短かったけど、半年くらいは話のネタになっていましたね」

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※キャリコネニュースでは「モンスター新人」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6SDPGL3V

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