それは男性が新卒採用の面接に臨んだときのことだった。
「最終面接にて、役員が圧迫面接がしたかったようで、丁寧に説明をおこなっても、事実を誤認した質問が続き、回答の受け入れを拒否され堂々巡り」
と不毛な時間を振り返る男性。
「大学の成績は文書に書かれている通りなので、いくら突っ込まれてもそうとしか答えようがない。半期に取れる単位には上限があり、卒業見込み単位がしっかり取れているのに、『少ない!!』の連発」
なお、「求められた単位数は、我が校では留年しないと取得不可能な単位数」だというから本当に滅茶苦茶なことを言われたようだ。男性は結局、
「人事担当者は誠実だったため入社を希望していたが、こんな老害が上にいるようでは未来は無いと判断し、面接終了後に結果をまたず辞退」
と残念な顛末を綴っていた。