女性は面接で、その職種を希望する理由やきっかけ、仕事関連の話をするたびに
「そうは思わない」
「そう考えるのはおかしい」
と面接官に否定ばかりされたという。挙句の果てには親の職業を尋ねられ、答えたくなかった女性が渋っていると
「なぜ言えないの? 言えないなんておかしい」
「親の職業を言えないなんて勉強不足なんじゃない? 」
などと失礼なことばかり言ってきたというのだ。厚生労働省は「公正な採用選考」を行うために「家族状況や生活環境といった、応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しない」ことを求めている。いくら面接官がジャッジする立場とはいえ、相手を尊重した振る舞いを心がけてほしいものだ。