役所の窓口業務を9か月で辞めた女性「初日に数時間レクチャーを受けただけで、マニュアルも存在しない」 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

役所の窓口業務を9か月で辞めた女性「初日に数時間レクチャーを受けただけで、マニュアルも存在しない」

画像はイメージ

市役所など地方公共団体の窓口業務は非常勤職員が担っているケースもある。きちんと教育やサポートがなければ市民サービスにも影響が出てしまうだろう。ある地方公共団体の受付業務を担当したという女性から、仕事を即行で辞めたという経験談が寄せられた。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「アナログな環境に一人放置されました」

都内に住む50代女性(その他/年収100万円未満)は、地方公共団体の非常勤職員として窓口の仕事をした経験があるという。

「初日に数時間レクチャーを受けただけで、マニュアルも存在しない、サブもいない、アナログな環境に一人放置されました」

サブというのは、受付が対応に追われたときにフォローする役割の人のことだろう。女性一人にすべて任されていたために「トイレも行きづらい環境」だったと振り返る。

最近の役所では電光掲示板に受付番号が出て呼び出すシステムになっていることが多いが、「来庁者に手書きの番号札を渡して自ら『〇番の方、〇番のカウンターへどうぞ』と順番までを管理するというアナログ方式に脳が疲弊」していたとも綴っている。

「挙句の果てに『ほかの人が受付を手伝うと、混乱するから』と、訳の分からない方針でサポート体制を断固拒否!あの……次から次へと来庁者が訪れて一人ですべてを仕切っているので頭が混乱しているのは私の方ですが……」

ほかにも、同僚の嫉妬がひどく仕事がやりづらかったことや、「お役人特有の効率化の概念がない働き方に付き合いきれなくなり」、退職を決意したという。

9か月で離職した女性。「すっきりしました」と退職に後悔はない。「とくに今はコロナ禍で役所への要望、対応などが増えていると思われます。あのままの働き方では到底一人ではさばききれないであろうと思われます」とも綴っていた。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」
  2. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  3. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  4. 面接で「時間の無駄」と5分で落とされた女性 その後、発注側の企業に就職して立場逆転
  5. 「僕は止めたのですが、部下が勝手に……」責任逃れする嘘つき上司、まさかの展開で懲戒処分、退職へ
  6. どういうこと!? 「面接官が遅れている」→ 待ってる間、若手社員の愚痴を1時間も聞かされる →「ごめん今日の面接なしで」 → 後日、二次面接に進んでいたことが発覚
  7. なんで? コンビニの女性店員が客前で「トウモロコシをハーモニカのようにくわえてた」 何年経っても忘れられない女性
  8. 「さっき下ろしたはずのお金を受け取っていない!」 金融機関にまさかのクレーム 監視カメラを確認すると…
  9. 逆ギレ上司「僕のせいですか!」→ 女性「じゃあ辞めます」 保険証トラブルで即行退職した女性
  10. コンビニのトイレ、好意で提供するも「汚いから掃除しろ」と怒られる 「公衆トイレではない」と語る店員男性

アーカイブ