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「足が震えたのを覚えています」スーパー勤務中、客前で怒鳴られてトラウマになった女性

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職場での辛い記憶は、退職するだけで消えるようなものではない。スーパーのスタッフとして勤務していた40代後半の女性(兵庫県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)。そのスーパーで受けたパワハラが、ずっとトラウマになっていることを打ち明けた。(文:永本かおり)

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「仕事に行く時、足が震えたのを覚えています」

「以前、スーパーの食品売り場で商品の補充の品出しをしていたことがありました」と綴る女性。このとき受けたトラウマについて、こう書いていた。

「50代ぐらいの女性から大きな声で怒鳴られました」

その怒鳴る女性とは、「直接一緒に仕事をした訳でもない」という。

しかし、そんなことはお構いなしに「きつい物の言い方」をしてくる50代女性。「それ以来、怖くて仕事へ行くのが苦痛で仕方がありませんでした」と女性は気の毒なほど萎縮してしまった。こうしたパワハラを受けた結果、

「仕事に行く時、足が震えたのを覚えています」

と、体が拒否反応を示したことを綴っていた。さらにパワハラの詳細について、

「買い物されているお客様の前で、上司が部下に怒鳴ったり自分がイライラしたからといって部下に当たり散らしもありました」

「私も何回か被害に遭い、次第に仕事が楽しくなくなり行くのもストレスとなり、心も体もボロボロで精神的に追い詰められ退職を決めました」

とパワハラが横行する職場に耐えられなくなった女性。メンタル不調に苦しんだが、

「食品売り場の店長や支配人など、一切謝罪もありませんしアルバイト社員なので、雇用保険はありませんでした」

と何もフォローがないことに不満な様子だ。

「辞めてから新しい職場を探そうとしても、パワハラ・職場いじめが原因で、今でもトラウマが残っています。次の新しい職場でまた、同じようにパワハラや職場いじめがあるのではと不安で仕方がありません」

と、なかなか傷が癒えず苦しんでいる心境を明かしていた。

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