女性は早稲田大学の大学院卒。学歴が高いと思うのは「院卒から」と回答し、「今は4大全入時代だから」と理由を明かす。しかし自身はというと、高校卒業後の進学先は、
「親が『女は短大で十分だ』と、短大にしか入れてもらず」
と悔いが残るものだった。さらに短大を卒業すると、厳しい現実を知ることになる。
「社会に出たら、4卒とそれ以外に分けられていて、酷い事に短大は専門と高卒と同じくくりだった」
「そこで12年勤めたが、短卒は管理職になれないので退職した」
短大卒で就いた仕事に見切りをつけ、学び直し、いわゆるリカレント教育を自身に課した。相当な努力を要したことだろう、こんな風に綴っている。
「その後働きながら、40歳で大学・48歳で大学院を卒業したが、管理職経験がない為に現在の転職活動で苦労している」
新たな苦悩もあるようだが、自身の学歴について「満足」として、
「不遇をバネに自分で勝ち取って来たから」
と自負を綴っていた。