「結局、まだまだ見通しのない新規要素案件の予算案が、自分が最初に立てた予算案の2分の1程度になりました。これは課長の独断というか数字を良く見せたいだけのものになりました」
つまり男性が見積もった予算額は、課長によって半分にされてしまったのだ。しかし案の定、「実際に新規要素案件のプロジェクトを実行に移す際」には
「予算は最初に自分が立てた予算案とほぼ同額(予算案よりやや少ない)になり、課長の立てた予算案では到底不足する結果になりました」
と課長の判断は間違っていたことが明らかに。ところが、驚くことに課長はそのとき
「お前の予算の立て方が悪い。なぜこんなに足りないのか? ○○の要素でこんなに金が掛かるのか見抜け無かったか?」
と言ってきたという。凄まじい責任転嫁である。だが男性も負けてはいなかった。
「すぐさま私は『あれは課長の修整予算案ですよね? 最初に見通しが立たない為に少しでも想定される要素を盛り込んだだけですよ』と言い返しますが、課長はそれでも文句タラタラ……」
正論を返されてもまだ悪あがきをしていた様子の課長だが、「結局、その課長は数年後リストラで早期退職で辞めましたね」と男性はその末路を報告した。
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