無意味な研修を強制する上司に「私たちの貴重な時間を使いたくない」と反論してみた結果 | キャリコネニュース
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無意味な研修を強制する上司に「私たちの貴重な時間を使いたくない」と反論してみた結果

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いくら上司でも、納得できない指示をされては言い返したくもなる。都内の40代前半女性(営業/年収500万円)は、毎週2~3時間の研修参加を上司に命じられたが、「受けたくありません」と反論したという。

ただでさえ「1分のスキもなく多忙」な毎日なのに、そんなに研修があっては仕事に割く時間が減り、成績が悪くなってしまう。また研修の内容も、女性には無意味なものに思えたからだ。

しかし、それでも上司は「義務だ」と言って聞く耳を持たなかった。女性は仕方なく、さらに反論した。

マネージャーが部下に何かやったという既成事実を作るために、メンバーの貴重な時間を使いたくないとし、

「それにより賞与を下げられるのかと思うと、研修を受けることを拒否する権利があってもいいと思う」

と主張した。女性の反論が効いたのか、「翌週からその無意味な研修がなくなった」という。(文:福岡ちはや)

「マネージャーは素行が悪すぎてクビを切られた」

そもそも、なぜその“無意味な研修”が始まったのか。女性は、

「そのときの上司は新米で、新マネージャーばかり5人がチームになって、お互いの部下たちを1つに集めて研修をさせられた」

マネージャーは意気揚々としていたというが、部下には迷惑だったようだ。女性いわく、「あまりの時間の無駄にメンバーはみんな文句を言っていた」そうだ。研修がなくなり、メンバーはさぞかし喜んだだろう。

ただ当然、研修を企画した上司たちにとっては面白くない。女性は、

「5人の新米マネージャーのうちの1人に強い恨みを買ってしまい、私の個人情報を他社に流すという大変卑劣な報復を受けた」

と明かす。女性はあえて黙って見過ごしていたが、そんなコンプライアンス違反をする人がほかに問題を起こさないわけがない。翌年、そのマネージャーは「素行が悪すぎてクビを切られた」と胸のすく結末を綴った。

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