全社員に聞こえる勢いで「この結果では面接はできない」と言われ… 就活で心を折られた20代女性の回想 | キャリコネニュース
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全社員に聞こえる勢いで「この結果では面接はできない」と言われ… 就活で心を折られた20代女性の回想

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「面接というよりも面接“未満”だったのですが……」と、就職試験に向かった先で受けた、酷すぎる仕打ちを打ち明けたのは、神奈川県の20代前半女性(企画・マーケティング・経営・管理職/正社員・職員/年収250万円)だ。

「筆記試験が終わったあと面接があると思いきや、社長がやってきて『この試験結果では面接は厳しい』とのこと」

なんと社長直々に、面接試験を拒否されてしまったという。ただ、話はそれだけにとどまらなかった。(文:福岡ちはや)

「もし入社していたら、もっとつらいことが待っていたかも」

もともと筆記試験は「就職希望先が作問したもの」だったが、「非常に範囲が広い内容で満足にできませんでした」と振り返る。

筆記試験で足切りがあるなら事前に教えてほしいものだが、女性は「(社長の)気持ちはわかるため落ち込んでいた」という。すると、社長から「1週間あげますので再試験しませんか」と声がかかり、女性はそれを受け入れた。

「猛勉強して再度のぞんだ再試験。それでもやはり完璧には勉強をすることはできなかったため、回答率としては8割ほどでした。そうして面接が始まると思い、面接官である社長が発した一言が『この回答では面接には至りません。お帰りください』というものでした」

二度も面接試験を拒否され、女性のショックは相当なものだっただろう。それでも「たしかに私が勉強不足で実力不足だったのかもしれません」と社長の発言については理解を示した。問題は、社長が女性に声をかけた場所が悪かったことだ。

「全社員が目と鼻の先で働いている会社の入口の机で、全社員に聞こえるような声量で、1回目も2回目もそのように言われて完全に心が痛めつけられました」

「どうしても行きたい企業ではありましたが、今でも思い出すと涙が出そうになる思いであるため、もし入社していたらもっとつらいことが待っていたかもしれない&ほかの就職希望者にも同じようなことをしているのかもしれないと考えたらゾッとしたので、今ではそこに行かなくて良かったなと思っています」

就職希望者を、まるで見せしめのように公開処刑する人が社長。そんな会社、女性が言うとおり行かなくて正解だったろう。

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