「アンタ、電話がうますぎる」アポ取りが上手すぎる電話オペレーター、スパイを疑われて退職 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「アンタ、電話がうますぎる」アポ取りが上手すぎる電話オペレーター、スパイを疑われて退職

画像イメージ

画像イメージ

自分の得意なことを生かせる仕事にもかかわらず、即行で辞めたエピソードが寄せられた。人材派遣会社のコールセンタースタッフとして働く50代女性(神奈川県/年収300万円)は、「もう30年以上も前の出来事です」と前置きし、当時の経験談を明かしてくれた。(文:林加奈)

「本当は他社から来たスパイなんじゃないか。正直に言いなさい!」

女性は当時、フリーターで派遣会社の内部スタッフとして働き始めた。「そこはコールセンターで、リストをもとに企業に片っ端から電話し、人事担当者とのアポを取るという仕事」だった。

「電話の仕事が得意中の得意」な女性はどんどん電話し、かなり良い成績を上げたが、ある時上席達が集まる会議に呼ばれ衝撃的なことを言われたという。

「『アンタ、電話がうますぎる。本当は他社から来たスパイなんじゃないか。正直に言いなさい!』。成績が良すぎて怒られるなんて聞いたことがありません。キョトンとして『は?いえ、違いますけど』しか言葉が出てきません」

仕事ができ過ぎる従業員に対してスパイを疑うとは……。素直に評価することはできないのだろうか。

「あのスパイがとった案件か」と変な雰囲気に

女性がアポを取ったうちの1件で、「たまたま当社側の営業担当者と先方窓口が学生時代につながりのあった人で、トントン拍子で商談が成立したというミラクルもあった」というが、

「本来なら大喜びで盛り上がるところが『あのスパイがとった案件か』と変な雰囲気に。その後、なぜか『あんた、スパイじゃないってな!ごめんな!』と軽~く謝られましたが、変な会社だなと思い退職しました」

と経緯を綴っている。

「スパイ扱いとは何とも荒唐無稽すぎて会社の程度が知れます。後悔なんてするわけがありません。その後もほかの会社で電話オペレーターとして従事し、今も電話オペレーターですが、スパイ扱いなんてあの会社だけです」

と回答を締めくくった。会社は無用な疑いで惜しい人材を逃してしまったようだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. ホテル業務ベテランの女性が「未経験者のふりをしてほしい」と言われた驚愕の理由
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. ボーナス「一律3万円」だった男性、仕事中に「社長一家の豪遊」遭遇して絶望 即行で転職を決意する【実録マンガ】
  5. 「勉強しないと将来は工事現場で赤棒振る仕事しかないで」教育ママの言葉にタクシー運転手がいった一言
  6. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  7. 「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  8. 「親が車を買ってくれません。友人は200万円の新車を買ってもらってるのに……」19歳女性の不満に厳しい声相次ぐ
  9. 「レジの金盗むかもしれないし、うちでは雇えないですね」コンビニの面接で言われた衝撃的な言葉
  10. 「これ嫌いだから返品して!」理不尽クレームに、コンビニ店長がとった“かっこいい”対応

アーカイブ