休憩中の「お菓子配り」が仕事よりも苦痛で退職に至った女性の回想 毎日10人以上に配らないとならず… | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで12周年 メルマガ読者数
65万人以上!

休憩中の「お菓子配り」が仕事よりも苦痛で退職に至った女性の回想 毎日10人以上に配らないとならず…

同僚たちが買っていたのは「小袋に入ったあられせんべいとかチョコレート菓子が中心で、あとは贈答品として頂いた焼き菓子やお饅頭」などだった。貰い物があるときはいいが、12~13人分を毎日となると、さすがに各自持ち寄らなければ足りない。

「私も皆さんと同じような個包装のお菓子を買っていきました。その場で食べない人もいますし、持ち帰って家族に渡すという人もいたでしょう。保存期間も考えて、私が選ぶ基準は中身よりも個包装だったら何でも…という感じでした」

しかし、やがて女性はお菓子を用意することや、昼食時だけでなく3時の休憩も含めた「お菓子配りの時間」が辛くなっていく。

「人数分のお菓子を買わないといけないと思うと段々苦痛になり、途中から毎回ではなく時々にするようにしました。私は賞味期限の近い見切り品のお菓子や、会社以外の人からの贈答品などを活用しましたが、出費は月に2000~3000円くらいになりました。当時は給料や生活に困窮していたので、私にとっては大きな出費でしたね」

女性だけでなく、ほかにも負担に感じていた人はいただろう。だが、やめようと言い出す人はいなかった。

「持ってこなくてもいいんだよ~と言う方々はいるのですが、皆さん毎回持って来てはせっせと配りはじめます。中には徹底して持ってこない方がいて、その方のことを『一度も持ってこない』と陰で言っているのを聞いて、やはり持ってこないといけないんじゃんって思いましたね」

「昨日のお菓子○○さんに渡した?など、やけに細かいんです」

こうして辛いお菓子配りタイムが続いたわけだが、特に辛いことは何だったのか。

「毎回ありがとうとは言いつつ、持ってきたお菓子を品定めされてるのではないかと勝手に追い詰められていました。私自身もいただいたお菓子に対していくらくらいかと値段を推測していましたから」

また、配る際に全員揃っていないこともあり、煩わしいやり取りが発生していた。

「『○○さんの分がない』『昨日のお菓子○○さんに渡した?』など、やけにそういった部分に細かいんです。どんと置いて勝手に取ればいいのにって思いました」

確かに、大箱を置いて「ご自由にどうぞ」とすれば配る手間もないし欲しい人だけが食べられる。そういう職場もあるだろう。ただ、食べることだけが目的ではないことも、女性は理解している。

「お菓子はコミュニケーションアイテムです。その場で食べない人もいて、食べることが目的ではないフシもあります。食べても味に云々は特にありません。仕事や家庭の不平不満や社会問題といった普通のおしゃべりするための栄養なだけですかね。盛り上がりはしませんしダラダラ話すだけです。ほとんど午前中の仕事での誰かの悪口です」

つまりお菓子よりおしゃべりが大事なのだ。そこにお菓子があると、単なる休憩よりも場が持つのだろう。ちょっとたばこ休憩にも似ている。しかし女性の感覚には合わなかったようで、

「だんだんと仕事よりもランチタイムや3時の休憩が苦痛になり、結果的に退職しました」

と明かした。

「古い体質の会社で嫌になりました」

退職理由については、給料に不満もあったというが「お菓子配り」も多少関係していたという。

「お菓子配りの文化が当然だという古い体質の会社で嫌になりました。プライベートのお土産も、男性社員は女性事務社員に渡して配らせていましたので、そういった風土全般が嫌でしたね」

一方、いまの職場ではデスクで食べたり外食に行ったりと「ランチタイムも気を使うことなく有意義に過ごせています。同僚と食べに行くこともありますが、あまり群れたりもせず思い思いの時間を過ごしています」と穏やかに過ごせているようだ。

「ランチタイムは一緒に過ごすメンバーも間違えると職場に居づらくなることもがしばしばで、慎重にしないと後々えらいことになりますよね。結果、ひとりで過ごすのが一番だなと感じてます」

と前職での経験をふまえ清々したように語っていた。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 気に入らない部下を排除する上司、8年で5人が退職・異動 → 慢性的な人手不足に「正直、因果応報だと思います」と語る元部下
  2. コンビニで「態度が悪い」と怒鳴る客、会計後も店員を睨み続ける 次の客に「頑張ってるわね」と言われて救われた女性
  3. 最悪!上司が重要データを勝手に削除→「責任は部下」となすりつけ その正体は「会長の古い愛人」だった件【実録マンガ】
  4. 「お前の持っている財布から両替しろ」コンビニで旧500円玉が使えず激怒する客 店員の返事が冷静すぎた
  5. 「これ嫌いだから返品して!」理不尽クレームに、コンビニ店長がとった“かっこいい”対応
  6. 社長から「会社やめてくれ」→翌日に大手の最終面接だった男性。図々しい“引き止め”を無視して2ヶ月で退職
  7. 取引先が「俺と君は友人だよな?」請求額の半値しか払えないと主張 反論すると「悪評流す」と脅迫、男性は責任を負って退職
  8. 有給を却下した上司に「随分と自分勝手な理論を展開してますよね?」と言い返した男性 退職届も強気で出す
  9. 市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果【実録マンガ】
  10. 面接で「うちの事務員は京大と名大出身なのよ。あなたは高卒だったわね」と言われた女性、怒りの反撃