令和になり変わったと感じることもあるが、ブラック企業は相変わらずのようだ。20代後半の女性(大阪府/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は「以前働いていた職場」での信じられないエピソードを綴った。
それは、女性が「本来の業務とは別に、人事アシスタントをして面接希望者に会社内や業務内容を説明したり、適正検査やアンケートを取る業務を担当」していたときのことだ。
(文:長田コウ)
「あなただって、人間的に低いから結婚できないんじゃない?」
女性がその職場を「ブラック」だと思ったきっかけは「アンケートの内容」だったという。一体、どんなものだったのだろう。
「『結婚しているかどうか』という質問があり、さらに選択肢に『未婚、既婚、事実婚、離婚済、死別済』と書いてあった」
女性が採用された時には「なかったので、あとから上司が付け足したのだと思います」と推測する。「そもそも未婚既婚で合否を判断」することをいけないと思った女性は「それとなく上司や人事責任者に伝えた」というが…。返答は想定外のものだった。
「結婚していない人はスキルがあっても人間的に低いでしょ」
「あなただって、人間的に低いから結婚できないんじゃない?結婚しないとやっぱりスキルがあっても……ねぇ?」
一種のモラハラとも言える発言だろう。女性はこう締めくくった。
「今は令和なのに、何を言っているんだろう……とか、こんなのが医療業界では当たり前なのか……と嫌になりました」
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