バイトからの昇格試験で同僚が豹変!合格前なのに上から目線で他のバイトに指示を出すようになって…… | キャリコネニュース - Page 2
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バイトからの昇格試験で同僚が豹変!合格前なのに上から目線で他のバイトに指示を出すようになって……

そもそも、店の慣例としてアルバイト歴の長かった女性がその年の契約社員推薦を受けられるはずだった。しかし、店長が変わった関係で順番が前後してしまったらしかった。女性は、

「順番を抜かされた気がしましたが、彼女とはアルバイト歴が半年も変わらないこと、仲良くしていたこと、また来年もあるという思いで、彼女に対しては『頑張って!来年は私が受けられるよね!』と応援していました」

と当時の胸中を明かす。ところが彼女は、偉そうにアルバイトに指示出しをし、それでいて自分の仕事にはいい加減だったという。店舗の掃除をしない、作業後の後始末やお客様への対応が雑になるなどが目立った。

「彼女が作業した作業台は、お客様から見える場所にあるのにいつもグチャグチャで、とにかく汚い。商品の入ったダンボールを放置したまま休憩に出たり、カッターやハサミを商品陳列棚に置いたまま別の場所で作業したり。お店に友人が来たときは混んでいるレジを放置しておしゃべりしたり」

また、指示の内容も的確ではなく、店は彼女の言うことに反発する人だらけになり、「みんな自分で優先順位を決めて、お店の売上を保とうと頑張っていました」という。彼女が後輩アルバイトに「そんなことしてないで、○○やってください!」と言ったときには、女性は内心

「そんなことと指しているのも立派な仕事なんですけど」

と思っていたそうだ。こんな指示役ならいないほうがマシだろう。後輩アルバイトたちは女性の元に愚痴や相談を言いに来るようになり、「後輩アルバイトを含めたメンバーと彼女との対立構図ができあがってしまいました」という。女性も「彼女の言動には怒りを通り越して呆れていた」そうで、とても彼女をフォローする気にはなれなかったようだ。

「彼女は、当時のお店がそんな雰囲気だったことをまったく気付いていなかった」

しかも、何かあるとすぐに

「私は契約社員の試験があるんだから忙しい!」

と言い出す始末だった。「これには後輩アルバイトも唖然。自分なりに優先順位を考えて取り組んでいたことを全否定される毎日」だったという。

女性は彼女と話すとストレスが溜まるため、必要最低限の会話しかしないようになり、親しい後輩とファミレスで愚痴を言い合う日々を送った。それでもストレスは解消されず、ついには生理不順にまでなったそうだ。結局、彼女は契約社員の試験に受かり、人事異動でお店を去って行ったという。

「平穏な日々に戻り、お店は元の楽しい場所に。翌年は私も契約社員に推薦され無事合格。人事異動で本社勤務になりました」

その後、女性は彼女が当時の酷い振る舞いを反省しているのではないかと考え、彼女と同じ店に勤務していた同期に様子を聞いたそうだ。しかし、女性の期待は見事に裏切られた。

「同期は彼女から当時の話を聞いても、私が話していたような内容は一切出てこないと言うんです。なんと彼女は、当時のお店がそんな雰囲気だったことをまったく気付いていなかったんです」

「同時期に入社して、同時期に契約社員になり、同じ店舗出身。昔のことは水に流してこれから仲良くしていきたいわずかな期待も吹っ飛びました。こんなに周りの空気や雰囲気を察することができない人とは、もう関わりたくありません」

人をまとめる手腕も人望も持ち合わせていないのに、なぜ彼女が契約社員に昇格できたのかが不思議でならない。

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