前職でしっかりした営業実績を持っていた男性は、面接官にこう提案した。
「では、こうしたらどうでしょう?あなた方は私の営業スキルが役に立たないとおっしゃる。しかし、私は少なくとも前職で個人表彰を受けており、一定の再現性はあると考えています。1か月間、無償で構いませんので御社で私を試してみませんか?」
「契約が0なら解雇頂いて構いません。しかしもし、3件以上の新規契約を取れた場合、私に書面と口頭で謝罪頂きたい」
条件付きで怒りがにじんではいるが、必ず営業成績を上げてみせるという自信がみなぎる発言でもある。さらに
「あなた方が否定したことを立証するには必要な機会かと考えますが、いかがでしょうか?」
とダメ押しを「お伝えした」と綴っている。その結果、
「何故か即日最終面接まで行われ、正式内定の連絡」
と話は急展開。強気の反論が功を奏した形だが、「丁重にお断りさせて頂く」と、当然のように入社を辞退した。これについて
「社内の人間が礼儀やマナーを重んじれないのに、顧客に丁寧な営業をしているとは考えられなかった」
ともっともな感想を漏らしていた。
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