なぜ人は飲み会幹事に「無茶すぎる要求」をしてしまうのか。 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

なぜ人は飲み会幹事に「無茶すぎる要求」をしてしまうのか。

男性がここしばらく、幹事を引き受けた飲み会で一番理不尽だと感じたのは、新宿駅周辺で開かれた、とある会合の「打ち上げ」だったという。

「主催者からは『新宿駅周辺で、予算3000円以内で、飲み放題がある店にしてくれ』と言われました」

これだけだと、必ずしも無茶な要求とまでは言えない。多くの店がひしめく新宿だから、そういう店も存在するからだ。

「いやいや、確かにありますけど、それって学生や若者を中心とした、安く酔っ払いたい層の人たちをターゲットにした店ですよね。ところが打ち上げは、参加メンバーが40代以上中心。だったら、もうちょっと価格帯を上げて、それなりの店にしたほうがいい」

確かに、その条件だと、大人向けの落ち着いた店は難しい。ほとんどが安酒で酔っ払った若者が騒ぐような店になるだろう。

「ですよね。だから私もせめて予算を4000円にと提案したんですが、主催者に『4000円もかかったら、みんな打ち上げに参加せずに帰っちゃう』と一蹴されてしまいました」

結局男性は「3000円以内・飲み放題付き」の条件で、ネットで探した適当な店を予約することになった。店の雰囲気は案の定で、ガラの悪そうな若者が大騒ぎしている。料理の方もお察しで、刺し身とも言えないような半分凍った魚の切れ端や、冷凍のフライドポテトなど、気分が上がる要素がどこにもない内容。男性は「どうしようもない2時間でした。参加者たちも盛り上がるどころか意気消沈で、ぎこちない感じになって終わってしまいました」と告白する。こんな状況なのに、参加者の脳裏には「使えない幹事」のイメージが刻まれてしまったのだろうと思うと心が痛む。

ほかに、どんな理不尽な要求があったかと聞いてみると……。

「明日、60人で飲み会できる店を探してほしい」←なぜ前日まで放置していたのだ。

「食べログに載っていない店がいい」←片っ端から食べログで検索して、ヒットしない店を探れと!?

よくもまあ、次から次へと幹事泣かせの案件が出てくるものだ。

そんな男性、リアルタイムでも飲み会幹事を引き受けてしまい、胃の痛い思いをしているそうだ。

「各地から東京に人が集まる会合があるんですが、自分以外の主催者は大阪と埼玉県在住だったので、『東京の店がわからない』と幹事を押しつけられました。今回の条件は、参加者が10人で、『貸し切りがいい』ということでした。10人で貸し切りというのも選択肢があまりないのですが、たまたま馴染みの、こじんまりとした店が対応してくれることになったので、そこにお願いしたんです」

ちょうどいい店が見つかり、ほっとしていた男性。ところが、ここに問題が生じる。

「後から後から『やっぱり参加します』という人が増えてきたんですよ」

10人のはずが、ぽつりぽつりと増えて、参加希望者はついに14人に。男性はおそるおそる店に連絡した。本来なら席数は最大13席。しかし、親切な店主は「14人なら、なんとかしよう」と引き受けてくれたそうだ。ところが、参加希望者は次々と増えていく。

「2、3日後に、16人になった、大丈夫だよね?と、他の幹事から連絡が来ました。いやいや、さすがに大丈夫じゃないですよ!」

いくら席を詰めても、さらにプラス2席は無理そうだ。男性が頭を抱えていたら、この幹事は他人事のように「自分は立ち飲みでも大丈夫なんですよ」などと言ってきたそうだ。

「気を遣ってるつもりなのかもしれませんが、立食するような店でもないし、立ち飲みなんてありえない。快く貸し切りに応じてくれた店主のことを考えたら、いまさらキャンセルしにくいし、いったいどうすれば良いんでしょうか……」

なんとまあ。男性は「もはや、自分が欠席したほうがいいのではないか」と考えているそうだ。

まあ、飲み会幹事なんて引き受けるもんじゃないね。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  2. 「運動部の経験なかったよな?」無能な体育会系部下をかばい、現場の指摘を全否定する社長にキレた40代男性【前編】
  3. 「明日から出勤しません」体育会系優遇にキレた男性の一言で社長の態度が一変
  4. 【モンスター新人】注意されたら先輩に無言でボディーブロー「周囲に取り押さえられ、その日のうちにご退職願いました」
  5. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  6. 社員の弁当から40人分のエビフライを盗んでいた中年女性 防犯カメラで発覚して異動になるも……
  7. 「気に入られていない人は罵声を浴びせられる」社長の"お気に入り度"で出世が決まる会社に絶望した女性
  8. 「青リンゴを食べるのは異常者」と謎理論を主張するクレーマーに「誹謗中傷は警察への相談も視野に」と反撃してみた結果
  9. 世帯年収1180万円「嫁の親からお米が送られてきます」毎朝5時に起き、家族5人分の弁当を作る30代男性
  10. 引っ越しでPCをスタッフが落として破損、客は大激怒 「あとはまかせた」と上司に後処理を丸投げされた男性

アーカイブ