女性は部長のLINEを見たときの胸中について、
「ビックリしました。入社して5年間同じ確認をしていたので、なんでいまさら?と困惑もしました」
と語る。そして取り急ぎ、部長のLINEに書かれていた部署の事務員に状況を確認したそうだ。事務員の回答は「外出予定は把握しているけど、他部署の電話の取次ぎ対応はできない」だった。ここで対応してもらえないのもおかしな話ではあるが、結局女性は行動予定を把握することができなかった。女性は、
「部長指示により、客先からの電話には『行き先は不明の外出をしている、戻りも不明です』と伝えるハメに」
と嘆く。要領を得ない電話対応に、きっと客先も不便な思いをしたのではないだろうか。
しかし数日後、なんと部長は女性に部内の人の外出先を聞いてきたという。当然ながら、女性は部長自身の指示により行動予定の確認を禁じられていたため、外出先を答えられなかった。すると部長は、今度は「なんで外出先を把握していないんだ!」と文句をつけてきたそうだ。
「コイツ頭やばいなと思いました。今思うと、ただの嫌がらせだったかなと。せこいいじめをするやつと思っています。その部長は今、誰からも話しかけてもらえない人になっています。たぶん、ほかの人にも同じようなことをしていたんでしょうね」
指示に一貫性のない上司が、部下から慕われることはない。部長が自分で自分の首を絞めていることに気付く日は来るのだろうか。
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