面接官に「会社を辞めるべきじゃない」と1時間も説教された男性 「ストレスのはけ口」にされたと激怒 | キャリコネニュース
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面接官に「会社を辞めるべきじゃない」と1時間も説教された男性 「ストレスのはけ口」にされたと激怒

画像はイメージ

転職、就職活動中の人たちから、面接でひどい対応をされたと訴える投稿が次々と来ている。東京都の30代後半の男性(ITエンジニア/システム開発・SE・インフラ/正社員・職員/年収650万円)は転職サイトを通じ、ある会社からスカウトメールを二回受け取り、面接に出向いた。ところが、

「今回の面接は、ストレスのはけ口に愚痴や説教を言うためだけにスカウトを送ってる企業と思うほどの内容でした」

と批判した男性は、面接での出来事を詳細に明かした。(文:天音琴葉)

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「あなた友達いない」などと人格否定も

60歳くらいという見た目の面接官は、5分遅刻して登場した。すると「あなたが今まで職をやめた理由を全部教えてほしい」と聞いてきたそう。今どき何度か転職していても珍しくないが、この面接官には違っていたようだ。さらにこの面接官は、辞めた社員の愚痴を言い始め、しまいには男性に対しても説教をしてきたのだった。

「企業の方が偉いんだから、辞めるべきじゃないといった内容を延々されました」

60代と30代では価値観も異なる。面接官という立場を利用して自分の考えを押し付け、説教するのはよくないだろう。男性は、「職務経歴を見てあなた方がスカウト、再スカウトしたんですよね」と心のなかで毒づくしかなかった。

質問はプライベートに関することにも及んだ。男性は趣味の話をしたときのことを次のように振り返った。

「立場上断れないことを利用し、『(趣味を)見せてください』と言われ、披露することになりましたが、反応はあまりよくありませんでした」

どんな趣味を披露させられたのか……いずれにしても「上司としての立場を利用したパワハラ」だと感じたようだ。さらには、

「結婚についてや、あなた友達いない、などちょっとした人格否定(をされた)」

といい、ここまでくると会社に対しても不信感が募ったに違いない。同時に10社程度の面接を受けていたという男性は、人格否定されたのは「ここが初めてでした」といい、強いショックを受けたようだ。

最後の質疑応答でも、面接官は男性の質問に答えず、思うがままに話していたといい、

「面接であったことの愚痴を長々とされました。面接は企業と個人がコミュニケーションをとる場所であり、一方的にしゃべる場所でないと考えていますが違うのでしょうか」

と疑問を呈した男性。結局、この面接にかかった時間は1時間ほどにもなった。

「スカウトメールから始まってるので、ちゃんと読んで送ってますか、読まずに送るのは失礼じゃないですか、と感じました」

面接以外に行き来の時間や交通費もかかっているわけで、男性が怒るのは当然だろう。

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