コンビニなどで働いていると、全国的なイベント時に商品の売り上げノルマを課せられることがある。薄給なのに自爆営業を強いられることもあるようだ。
長野県の30代前半の女性(医療・福祉・介護/年収550万円)は、コンビニでバイトしていた時の衝撃エピソードを明かした。「まあよくある話なのかもしれませんが」と前置きし、こう続けた。(文:長田コウ)
「クリスマスケーキ販売にノルマがあり、バイト含め従業員全員がケーキを自腹で買わされてました」
店長は顔色悪く「コンビニって仕事はきついんだな」
自身は入ったばかりということで運よく免除されたそう。しかし、
「普通の大学生達にも3000円程度のケーキを買わせており、鬼かよと思ってました。当時はまだ時給も良くなく、大学生でせいぜい800円前後です」
800円前後の時給で3000円を払うためには、4時間ほど働かねばならない。女性はこう振り返る。
「約4時間分のバイト代をケーキ自腹に使わなければならないのは不憫でした」
またそのコンビニは、日々の利用客が多かったという。そのため女性は「そこそこ店長たちは儲かってる」と思っていたそう。しかし、実状はそうでもなかったようだ。
「店長は毎日出勤していて、昼と夕飯は廃棄弁当ばかり食べており、顔色もとても悪かった。あーコンビニって仕事はきついんだなと感じました」
この店長はオーナーだったのだろうか。入ったばかりのバイトから見てもわかるくらい余裕なく働いていたのだ。だからといって、学生に重いノルマを課してもいいことにはならないが……。
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