面接室には時計がなく、腕時計を見るのも失礼だと思った男性。「どれほどの時間、沈黙が続いたかはわかりません」というから、かなり長く沈黙の時間があったようだ。
「いっそのこと自分から聞かれてもいない自己PRをしようと思いましたがこれも失礼かと思いひたすら面接官からの質問を待っていました」
その後も沈黙の時間が長く続き、ようやく面接官の口が開いたと思ったら、衝撃的な発言をされた。
「終わりにしようか?」
予想外の展開に、男性は「ようやく面接が始まったと思ったら終わり?どういうこと?」と状況がつかめなかったそう。そんな男性に向かって追い討ちをかけるように、相手はこう言ってきた。
「私にはね?わかるんだよ?」
男性からすれば、「わかるって何がわかるのか全然わかりません」という状態だった。面接官は、履歴書や無言の時間から何かを感じ取ったのだろうか。それならそれで、然るべき言葉はありそうだが……。理解不能だった男性が、念のため面接の結果を聞くと、
「受かったと思ったの?」
とまたもや上から目線な返答があった。男性は呆れたように
「今までかなりの面接の数をこなしていますが何も聞かれない面接はこの時1回だけです」
と投稿を結んだ。結局、謎は謎のままのようだ。