面接官は、さらに信じられない質問を続けた。
「下着の色は何ですか?」
この質問には「正解」まで用意されていたというから二重に驚かされる。女性によると「『白です。清潔感のあるものを心がけています』が正解だそうです」とのこと。仕事にはまったく関係のない失礼な質問で、女性は「今ならありえないですよね」と当時を振り返る。
また、東京都の50代女性も、30年ほど前の27歳の時に受けた面接で、面接官からこう言われた経験を持つ。
「就職しないで結婚しちゃえばいいのに」
あまりの暴言に、同席していたもう一人の面接官が「驚いてその面接官を見ていた」という。仕事の面接なのだから驚くのは当然で、当時としても常識外れの発言だったのだろう。
これらの質問からは、女性が一人の働き手であるという認識の欠如がうかがえる。今であれば大問題に発展するに違いない。
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