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面接で「大丈夫です」→現実は「引き継ぎ・マニュアル何ひとつない」 40代男性が絶句した転職先の実態

画像はイメージ

面接での説明と、入社後の実態が大きく異なるケースは少なくない。投稿を寄せた40代男性(医療・福祉・介護)は、驚きのギャップについて明かした。

「特別養護老人ホームでの『施設管理』という係。面接での手応えが悪く、不採用かと諦めていたところ内定をいただき今に至ります」

現在1年半ほど勤めているそうだが、面接内容と現実には「波乱のギャップ」があるという。(文:境井佑茉)

面接時「仕事は教えてもらえるか」→「大丈夫です」しかし……

男性が挙げたギャップは山ほどあった。例えば、面接官から前職の給与について質問があったが、「前職の明細を見せることもなく今の給与には反映されず」という状況だそう。宿直手当を含めても前職より低く、これでは面接時の質問の意図に疑問が浮かぶ。

また、仕事内容においても、面接で聞いていた内容とは大きく異なった。専門的な仕事を教えてもらえるかという質問には「大丈夫です」という答えだった。ところが、

「係には3人の非常勤のみ。私は正社員で入り、1年前に辞めた前任者からの引き継ぎはないどころかマニュアルも何ひとつない。また、指示をする管理職がいない」

と、まともに仕事を始められる環境ではなかった。加えて、非常勤のうち2人はメンタル不調で、新人である男性がフォローをしなければならなかった。ちなみに、その2人はすでに退職したそうだ。

備品管理もままならず、「必要物品がとにかくぐちゃぐちゃ。整理は今も続いている。電化品などの説明書も足りなくダウンロードから始まる」という有様だ。

「私たちの係だけ制服なし。自腹で購入しています」

勤務時間や休みについても案内や説明が無かった。男性は、日勤をこなしてからすぐ宿直に入る労働形態を「入社後に知らされました」と明かす。しかも、宿直は月に4~5回と多く、明け休みが公休としてカウントされているという。

「疲労・着替えても汗まみれ、荷物もかさむ。救急搬送対応のケースもある」
「明け休みの翌日もさらに数日間日勤が続きまた宿直というパターンもあり、疲労がかさむ」

宿直を代わってほしくても人員が少なく、「厳しいから諦める。社内がそういうモード」だという。この状況について、男性は労働基準監督署にも相談したと書いているが、いまだ改善はしていないようだ。

また、制服はないと説明があるも、待っていたのは「私たちの係だけ制服なし。自腹で購入しています」という現実だった。

「昨夏、空調服の購入希望も断わられた。植込み社用車ベランダ倉庫という外仕事も多いが、ないがしろにされっぱなし」

それでも「冬服だけ許可された」そうだが、高額なものは断られそうなので安価なものを選んだというから涙ぐましい。

「おらこんな職、やだぁ~、再転職するだぁ~」

このような悲惨な状況に、「仕事をするにあたり、モチベーションを保つのがキツい」と本音を漏らす。

「面接っていろいろ条件面を確かめたいですが、いちいち聞き出すのは良くないって先入観があります」

「むしろ企業から」、仕組みや福利厚生など提示してほしいと男性はこぼす。

あまりにも惨状なギャップに、吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』の替え歌で、職場の実態をこう書いていた。

「正職いねえ、引き出しねえ、道具も用具も揃ってねえ、散水栓出ねえ、職員スマホねえ、ハンディ掃除機買ってくんねえ、マニュアルも書面のひな型もファイルの整理も自分自身、管理職いねえ、評価がねえ、拘束時間より金安い。おらこんな職、やだぁ~、再転職するだぁ~」

最後に「焦らず面接できちんと判別したいです」と次の転職への決意を示し、投稿を締めくくった。

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