「修正したのはあなただから、あなたのミスだ」他人の不手際をカバーしたら全責任を負わされた女性の決断 | キャリコネニュース
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「修正したのはあなただから、あなたのミスだ」他人の不手際をカバーしたら全責任を負わされた女性の決断

画像はイメージ

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ミスが発生した際、再発防止策を練るよりも先に「誰がやったのか」を追及することに血道を上げる職場がある。投稿を寄せた50代女性(事務・管理)は、こう語る。

「職場で重大なミスが発生した時、常にまず犯人探しから始まることで会社に見切りをつけました」

女性は以前、留学生の成績管理などを行う仕事をしていた。ある時、データ入力に関するミスが発生。その原因は確認漏れだったが、そこに至るまでの経緯と会社の対応が、女性を追い詰めることになった。(文:篠原みつき)

他人のミスなのに全責任を押し付けられ……

当時、成績入力のフローは「担当教師が入力」→「統括責任者が確認」→「女性が確認してシステムに入力」という3段階になっていた。今回のミスは、最初の段階である担当教師の入力間違いが発端だった。

「最初の教師が入力した時点で間違っていたのです。私は入社したばかりで自分の業務以外のことはよくわかっていませんでした。統括責任者も確認していませんでした」

教師も責任者も見落としていたミスだったが、会社が下した判断は理不尽なものだった。「最終的に私が確認しなかったからだ」とされ、全ての責任を負わされてしまったのだ。

「私の上司は庇ってくれませんでした」

新人で業務の全体像も把握しきれていない中、組織的なチェック体制の不備を個人の責任にされた形だ。この出来事を機に、女性は会社に対して不信感を抱くようになる。

「親切で直していた他人のミス」もそのまま本人に返すように

その後も同じようなことが何度も起き、「きっと会社の体質なのだと思います」と悟った女性。そこで身を守るため、徹底した防衛策をとるようになった。

手順を細かく上司に確認しながら業務を進めることや、全ての証拠を残して「自分の責任ではないことの証明」ができるようにする。以前なら親切心で行っていたフォローも一切やめた。

「今までは親切で直していた他人のミスは、その人に返して修正してもらうようにしました。後から『修正したのはあなただから、あなたのミスだ』と言われないためです」

常に気を張り、ミスを押し付けられないよう証拠を残し続ける日々は「とても辛かった」と振り返る。それでも5年間働き続けられたのは、完全リモートワークだったからだという。

「そうでなければすぐに辞めていたと思います」

最終的に人員削減で解雇となったが、女性に悲壮感はない。「解雇手当ももらったし、リモート中も作業を効率化して、空いた時間はスキルアップのための勉強をしていました」と語り、

「自分で辞めたらお金ももらえなかったし、我慢してでも続けて良かったと思います」

と逞しく結んだ。

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