「休みは許されません、欠勤なきように」台風でも出勤、有休消化の自粛を強いる職場を「そのまま退職」した男性 | キャリコネニュース
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「休みは許されません、欠勤なきように」台風でも出勤、有休消化の自粛を強いる職場を「そのまま退職」した男性

画像はイメージ

社員の安全、健康よりも現場の稼働を最優先する職場では働き続けることはできない。茨城県の40代男性から寄せられたのは、かつて勤務していた物流会社での過酷な体験談だ。

「とにかく『休むな』『現場に迷惑をかけるな』という圧力がものすごい」
「勤務表作成時には必ずと言っていいほど『有休はお控えください。現場が回らなくなります』という貼り紙がされる」

男性は「休んでも現場が回るようにマネジメントするのが幹部の仕事」だと憤慨する。しかし、この会社では現場の負担を個人の犠牲で補うことが常態化していたようだ。(文:湊真智人)

休職明けには「1日2日じゃないんだぞ。何か月も休んでるんだからな」

会社の強引な姿勢は、災害時ですら変わらなかった。2019年に各地で甚大な被害をもたらした台風19号が襲来した際も、社内には

「物流業につき休みは許されません。欠勤なきように」

との貼り紙が出された。命の危険がある状況下ですら出社を命じる社風に、男性は強い違和感を抱いていた。こうした過剰な重圧が続いた結果、男性はうつ病を発症。数か月間の休職を余儀なくされた。

その後ようやく体調が回復し、勇気を出して久しぶりに出勤した日のことだ。課長に呼び止められ個室へ連れていかれた男性を待っていたのは、労いの言葉ではなく、耳を疑うような嫌みだった。

「1日2日じゃないんだぞ。何か月も休んでるんだからな」

懸命に足を運んだ復帰初日、最初にかけられる言葉にしては、非情極まりない。あまりに無慈悲な対応に絶望した男性は「こちらもそれに嫌気が差してそのまま退職しました」と書いている。現在は無職だという。心身の調子を整えた後に、良い職場に巡り合えることを祈るばかりだ。

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