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手取り「16万〜18万円」で20年間賃金が上がらなかった50代男性 定年を前に語った不安

画像はイメージ

長年同じ職場で働き続けてきたものの、定年後の生活に見通しが立たないという声が寄せられた。

静岡県の50代男性(不動産・建設系/年収250万円/未婚)は、現在の会社で約20年間勤務している。この間、手取りの月収は「16万〜18万円」の範囲で推移し、大きな変化はなかったという。

「固定資産税や保険を払うと、年に2か月は赤字になる月があり貧困している」

毎月の収入だけでは、突発的な支出に対応しきれない状況が続いているようだ。自宅は老朽化が進んでいるが、「建て替えができない。(賃貸)アパート移行も予算的に無理」と打ち明ける。こうした中で、60歳の定年が近づいている。(文:湊真智人)

年金月7万9000円、退職金はなし

男性の勤務先では、60歳で定年を迎えることが決まっており、その後の雇用延長制度はないという。

「60歳で定年が確定しており、延長はない。退職金は0円」

将来受け取れる年金額は「年金は総額で月7万9000円」になる見込みだという。現役時代の収入水準から、貯蓄に回せる余裕はほとんどなかったと振り返る。

「自費で家を改修した後、保護に移行しようと考えている」

定年後の生活について、最終的には生活保護制度の利用も選択肢として考えていると打ち明けた。

20年以上にわたり同じ職場で働き続けてきたものの、老後の生活設計が描けない現実に直面している男性。その語りからは、現在の収入水準のまま定年を迎えることへの不安がにじんでいる。

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