男性は、友人の危うい時期を何度も支えてきた。大学時代、彼が自分の友人に罵られ「死にたい」と連絡してきた際は、
「彼女と会っていたが駆けつけて説得した」
という。それだけではない。彼が怪我をすれば車を出して通院の送迎をし、彼の父親が亡くなった時は「夜通し斎場で付き添い」までした。
さらに、彼が結婚した際は海外での親族挙式だったが、わざわざ現地まで赴いて参列。その後のスピード離婚や、転職がうまくいかない時期の相談にも乗り続けていたという。「親友」と呼べる関係だったことは疑うべくもない。
ところが、友人の転職がうまくいき、仕事が回り始めたあたりから潮目が変わる。皮肉にも、今度は男性が離婚を経験し、友人への誘いが増えたタイミングだった。
「一緒にいて話しててもつまらない」
次第に彼が誘いを断るようになり、不審に思った男性が飲みに行った際に理由を聞くと、こんな言葉を食らったという。
「一緒にいて話しててもつまらない」
そりゃあ離婚して落ち込んでいる相手と話していて「楽しくてしょうがない」ってことはないだろう。しかし、友人がどん底のときには「死にたい」という電話一本で駆けつけ、父親の通夜まで共に過ごした男性に対し、あまりに無慈悲な一言だ。
「大変な時は散々私に頼ってきたのに、流石にこの一言は酷いなと思い絶縁した」
こう明かす男性は、現在も絶縁したままだという。「もし連絡があっても、つまらないと言われてどんな思いで会えばいいかと考えてる。復縁はないなと思う」と心境を明かしている。
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