
画像はイメージ(AIで作成)
春は引越しのハイシーズン。新生活への期待が膨らむ一方で、集合住宅では残された側が毎年頭を抱える「負の恒例行事」があるようだ。
投稿を寄せた30代男性(不動産・建設系)が振り返るのは、学生時代に一人暮らしをしていた頃の苦い記憶だ。当時住んでいたのは学生や単身者向けのアパートで、二階建ての棟が複数並ぶ、それなりの規模の物件だった。
春先になると至る所で引越し作業が行われるが、そこで一部の不届き者による「確信犯」的な迷惑行為が横行していたという。(文:篠原みつき)
「動物が寄ってきてごみを散らかすので片付ける手間が増えます」
ごみ置き場自体は種類別に置けるそれなりの広さがある小屋だったようだが、マナーの悪い退去者が現れると一気に機能不全に陥った。
「マットレスや棚等を大量に捨てられると身動きが取れなくなってしまいます」
大型ごみの回収は月に一度だけ。それなのに、退去のタイミングで計画性もなく私物を放り出していく輩が後を絶たなかった。小屋がいっぱいになれば、当然そのしわ寄せは残された住民にいく。
「回収日になるまで燃えるごみなどの一般ごみは外に置くしかなく、動物が寄ってきてごみを散らかすので片付ける手間が増えます」
ルールを守っている側が、他人の捨てたゴミのせいでカラスや野良猫との不毛な戦いを強いられるのだから、たまったものではない。
「ポスター等を掲示するのですが、毎年同じことを繰り返していました」
当然、管理側も手をこまねいていたわけではない。事前に「大型ごみは計画的に捨てるか、自分で処分場まで持って行って」とポスター等で注意喚起をしていた。
しかし、そんな警告も「自分さえ良ければいい」という層には届かなかった。男性は
「この時期になると思い出してしまう、大変な記憶です」
と当時の疲弊ぶりを明かしている。
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