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財布をなくした時のあの血の気が引く感覚は、何度経験しても慣れるものではない。身分証やカードまで財布に入っていたら焦りは倍増するだろう。
投稿を寄せた新潟県の40代女性(年収800万円)は、「何度か失くしたことがありますが、ほぼ毎回落とした所にあるか、紛失した場所から電話が来て戻ってきます」と自らの強運を語る。しかし、今から10年ほど前に起きた財布紛失エピソードは今でも忘れられないのだという。
ある朝、財布がないことに気づき、カバンから部屋、車の中、前日の立ち寄り先まで手当たり次第に探したが見当たらなかったという。
「もうダメだ」カードを止めた直後、アンパンマンの手押し車の荷物入れを開けると……
財布の中には3、4万円が入っていたが、女性が優先したのは現金ではなかった。
「正直お金はいらないから免許証やカード類だけは戻ってきてほしい…と思ってましたが見つからず」
最悪の事態を想定した女性は、即座にカードを停止。しかし、最大の問題は免許証だった。「免許証を失くすと、本人確認書類がないため再発行の手続き自体が非常に難しくなるんです」という窮地に立たされたのだ。電話口で状況を説明し、なんとか再発行の手続きを進められるよう手配してもらったという。
再発行の手続きに向かう前に、当時2歳だった子供を室内で遊ばせようと、女性は手押し車(アンパンマンの跨がれるタイプ)を手に取った。ふと荷物入れの蓋を開けてみると、そこには見覚えのある財布が。
「財布が……小銭入れにはおもちゃの小銭がたくさん入れられてました!!笑」
財布が無事に見つかったことに女性は安堵し、今では笑い話となったようだ。紛失時の絶望が深いほど、見つかった瞬間の安堵は何物にも代えがたいものになるのだろう。
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