この上司は、女性によれば「社内スパイが本業」のため辞めさせられることはなく、社長への告げ口を恐れて誰も逆らえなかったという。
「本人もそれを知っていて好き放題にやっています。最近ではその好き放題が法律や社内規則に触れる迄になってしまい、フォローの限界を感じていたら運良く転職先が見つかりました」
退職にあたって、「上司が嫌だ」と社長に正直に伝えたところ、思わぬ言葉が返ってきた。
「社長から『パワハラ、セクハラで訴えるか』と確認されました。こちらからパワハラ、セクハラを受けたなんて一言も言っていないのに、です」
この言葉を聞いて、女性は自分が受けていた行為が客観的に見てハラスメントに該当するものだったと悟ったようだ。
「この言葉をきいて逆に、ああ自分はパワハラ、セクハラを受けていたんだな。と分かり悲しくなったと同時によく頑張ったな、転職して正解だったなと思いました」
「辞める人の悪口を言うサラリーマンは初めて見た」
これで無事に退職かと思いきや、去り際まで職場の空気は最悪だった。
「辞める直前には何故か他の部署の人達が私の悪口を言っていました。この人達はいつも人の悪口を言っているのですが、辞める人の悪口を言うサラリーマンは初めて見たので驚きました」
しかもその内容は「仕事に関係ない態度とか話し方とか年齢とか」だったというから、ただの八つ当たりや嫌がらせだろう。女性は当時の職場をこう振り返る。
「世の中綺麗ごとばかりではないですが、こういう腐りきった会社が終わってるというのかなと思いました」
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