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就職活動の面接で、労働条件が将来への不安を感じさせるものなら、即辞退してもおかしくない。
投稿を寄せた岐阜県の40代男性(技能工・設備・交通・運輸)も、ある設備管理会社のキャリア採用面接で不信感を抱き、採用を辞退したことがある。(文:篠原みつき)
「その後の生活をどう考えているのかと疑問に思いました」
男性が面接で提示されたのは、「契約社員の1年毎の契約更新という条件」だった。さらに、「最長3年間更新で、それ以降は更新しないと言われた」という。
「3年以降の生活が不安定なので採用は辞退しました。会社、採用担当者は契約社員の契約更新をしない時のその後の生活をどう考えているのかと疑問に思いました」
一方で、正社員への道が完全に閉ざされていたわけではない。面接では「3年になる前に正社員に登用することもある」と言われたそう。しかし、同時に「1年後に正社員になった人もいるが数は多くない」と、厳しい実態も聞かされた。
「正社員にしない、契約更新しない基準」に感じる
男性が疑問を抱いたのは、その正社員登用の基準についてだ。大きく分けて2つの条件があったという。1つは
「契約期間中の勤務評価が高い(A~Dの4段階の評価でB評価以上が2回以上。半年に1回の責任者以上の評価者の面談があり、評価者と直属の責任者の総合評価)場合」
もう1つは、「会社が必要とする資格(第2種又は第3種電気主任技術者、建築物環境衛生管理技術者、1級又は2級建築士、土木・電気・管工事1級又は2級施工管理技士、建設業法の監理技術者・主任技術者の有資格者、エネルギー管理士、1級ボイラー技士等)を保有する者、又は契約期間中に取得した者」という要件だった。
働きながら取得するには難易度の高い国家資格などがずらりと並んでおり、男性は「個人的にはハードルが高いと感じた」とし、会社のスタンスについてこう語っている。
「正社員に登用する又は契約更新をする基準というより正社員にしない、契約更新しない基準に感じて、その会社の姿勢、方針に疑問を持ちました」
「少なくとも契約更新しないのであれば、試用期間中(この会社は6ヶ月でした)に評価、判断はできると思いました」
初めから3年での雇い止めを前提としているかのような雇用条件と、高い正社員登用のハードル。求職者が会社の方針に疑問を持ち、入社前に見切りをつけた一例だ。
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