当時の女性は業務が逼迫しており、期日までに監修作業を終えて提出しなければならない書類が山ほどあった。それにもかかわらず、部長は自分の足で郵便局に行くのを億劫がって、お使いを頼んできたのだ。
「私用で出す手紙を自分は席で寝てるくせに、今すぐ郵便局に行ってこれを出してこいと」
忙しい部下に私用を押し付けるだけでも呆れるが、当時の部長の様子はさらに腹立たしいものだった。
「自分は席でいびきをかいて寝てたくせに」
「ご自身のプライベートな書類まで私の業務ではございません」
いびきをかいて寝ていた上司から突然パシリ扱いされた女性は、きっぱりとこう言い放った。
「流石に、『お昼寝している暇あったら、ご自身で行ってきてください。まして業務に関わる書簡ではなく、ご自身のプライベートな書類まで私の業務ではございません』とお断りしたところ、『上司に向かってなんだその態度は』と怒鳴られました」
正論で返されて逆ギレするとは、とても管理職の振る舞いとは思えない。
女性は「ハラスメントというものが常態化しており、上司には絶対逆らえない世の中だった」と振り返りつつ、「今考えると恐ろしいこと言われていたんだと思います」と脅えたように書いている。
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「そんな上司について行きたくありません」自分の仕事を押し付ける上司に言い返したエピソード


