妻に小遣いアップを求めたサラリーマンの7割が「交渉失敗」もしくは「金額ダウン」の悲劇 | キャリコネニュース
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妻に小遣いアップを求めたサラリーマンの7割が「交渉失敗」もしくは「金額ダウン」の悲劇

ビザ・ワールドワイド(Visa)が調査した2016年のサラリーマンのお小遣い額の月平均は、東京4万610円、大阪3万5256円だった。この金額はともにサラリーマンが理想とする額より2万円以上少ないという結果だ。

このご時世、満足できるお小遣いをもらっている人は少ないようだ。しかし、お小遣い額にも人それぞれの「適正」があるのだとか。そんな話を6月9日の「キャスト」(朝日放送)が伝えていた。(文:みゆくらけん)

手取り額や年齢、金銭感覚などから「適正額」を診断

何のために働いてるのか

何のために働いてるのか

番組が取材したのは、Visaが9日に大阪の阪急梅田駅で開催した「サラリーマンお小遣い診療所」。白衣を着たカウンセラーが、診察ブースの中でカウンセリングを行い、その人に合った適正お小遣い額を診断する。現在「サラリーマンお小遣い診断」というサイトも開設されている。

手取り額や年齢、金銭感覚、お金の使い方などから診断された高橋大作アナ(33歳)の適正お小遣い額は3万8250円(昼食代込み)。実際の額は5万円というから、適正を超えていることになる。本人は驚きを隠せないが、オンエアを妻に見られたらヤバい。

結婚40年、税理士の65歳男性の場合、現在の5万円を大きく上回る金額が適正と出た。相当稼いでいらっしゃるのか。この男性、思わずその場で奥さまに電話してお小遣いアップの交渉を始めた。

「このご時世で5万円いただいているけど……。最低2~3万アップして欲しいなぁ」

すると奥さま、「2割、3割? え? 2%、3%?」とボケかまし、こう続けた。

「世間の常識というのがあるからなァ。常識に合わさなあかんしなァ」

テレビカメラの前で奥様に斬られた男性は苦笑い。しかしその後も頑張って交渉を続けた結果、希望通り2万円アップの7万円が実現。オジサン良かったね!

「もっと稼いでから言え」が妻のホンネか

しかし、この男性のように交渉が成立するラッキーな人は少ない。Visaによると、妻にお小遣い額アップの交渉をした人の7割が失敗、もしくはダウンしたという結果が出たのだとか。

変わらないというのはともかく「ダウン」て! 期待に胸ふくらませ、ビクビクしながらも勇気を出して訴えた人もいるだろうに、「ダウン」て! 妻からすれば「はァ? 何寝ぼけたこと言っとんねん? 現実を見ろ!(もしくはもっと稼いでから言え)」というところか。可哀想だがウケる。

今回のイベントを監修したファイナンシャルプランナーの横山光昭氏は、関西のサラリーマンとその妻の傾向をこう話す。

「関西のサラリーマンは、買い物の決定権などが奥さまにある方が多いので、もしかしたら(奥さまを)怖いと思っているのかもしれない」

キャスターの浦川泰幸は「こんなの見たら独身で良かったなぁと思います。……まぁ、強がりですけどね!」と言っていた。しかし稼いだお金を自由に使えるのは、独身のうちだけというのはホンマです! そろそろ夏のボーナス時期。お小遣いだけではなく、ボーナスも妻に管理されるサラリーマン。ツライ? ありがたい?

あわせてよみたい:北斗晶が同情「こんな小遣いじゃ愚痴もこぼせない!」

 

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