女性が出社し、いつものように車を停めていた日のこと。
「社長がのろのろ昼ごろやって来て、『あの場所は俺が停めるから他の人は停めないで』と、突然言われた」
会社の駐車場は全スペースが平面で、本来は来た順番に停めるルールだった。突然の指定に「何だ急に」戸惑っていると、どうやら女性が停めた場所が「一番幅が広いから」という理由らしかった。
今までそんなことを言われたことがなかった女性が「変だな」と思っていると、後日その理由が明らかになる。
「ある日突然、新車のデカいレクサスに乗ってきた。会社の金で自分だけ良い車に乗って楽しいのかオマエは。たかだか5人しか社員の居ない零細企業の社長ごときが何がレクサスだ」
「私たちの社用車2台くらい買えただろバーカ!」
女性がそこまで激怒するのには、もっともな理由がある。営業職として働く女性は、同僚の営業マンとともに社用車も与えられず、自家用車の借り上げ代として「月に5000円と信じられない安い金額しか受け取ってない」というのだ。
仕事で必要な備品も用意せず、自分だけ会社の経費で高級車を乗り回しているのだから、反感を買うのも当然だ。女性は怒りが収まらない様子で、
「レクサス買うなら私たちの社用車2台くらい買えただろバーカ!」
心の中で毎日こう唱える日々だと書いている。
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