入社3週間が経った月末近く、管理職だけのミーティングが開かれた。そこで業務OJT担当の管理職が、マネージャーから「せっかく実力がある人が来ているのに有効活用できていない」と叱責されていたという。偶然それを立ち聞きした女性の怒りはもっともだ。
「『あんたが準備をフォローしていたら、こちとら中途半端な立ち位置で時間を無駄にしなかったんだよ』と思った」
さらに翌日、そのOJT担当は「今までやってくれていたのに…」と朝から嘆いていたという。他部門がやっていた複数の業務を今月から行うよう連絡が来たそうだが、上司の泣き言に女性は呆れるほかなかった。
「(女性が入社して)人手が増えたのだからできるだろうと判断するのは、他部門の立場なら当然です。しかし、それに対して『やってくれていた』はなかろう…」
「辞めるまで言われた業務だけに集中しました」
それまでは業務の流れや使用する資料を整理して、風通しを良くしようと頑張っていたが、この日を境にその考えを即行で捨てた。
「誰も助けずに手柄だけが欲しい人、先輩だからやってもらって当たり前という考え方の人、助けた分だけ謂れのない批判と彼らがやりたくない仕事が降ってくる。その可能性が見えたので、辞めるまで言われた業務だけに集中しました」
お互いに足を引っ張り合うような上司の下では、言われたことだけ淡々とこなして身を守るのが正解だろう。
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有給を却下した上司に「随分と自分勝手な理論を展開してますよね?」と言い返してみた結果


