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「終わってんなこの会社」社長に育休拒否された女性、産後8週で復帰後まさかの“社保10割天引き”で給料マイナスに

画像はイメージ

育児休業の取得は労働者の権利であり、「うちにはない」で済まされるものではない。しかし、中には法律を完全に無視して妊娠・出産した社員を追い込んでくる会社も存在する。

投稿を寄せた40代女性(事務・管理)は、かつて製造業の中小企業で事務職として働いていた。当時、自身の妊娠報告を機に会社の「終わっている」本性を目の当たりにしたという。(文:篠原みつき)

「うち育休ないから。産休だけで出てきて」

女性が妊娠し、直属の上司である社長に報告した時のこと。社長の口からは、耳を疑うような言葉が飛び出した。

「『うち育休ないから』 と言われ、退職しろということかな?と思ったら矢継ぎ早に 『休ませる余裕はないから、産休だけで出てきて。時短もとらせないけど』とのことだった」

さらに社長は、次のような信じられない言葉をぶつけてきたという。

「『もし強引に育休とるとしたら、育休中の給料とか手当は渡さないよ』 と言われ、しかも育休中の手当って雇用保険から出るのでは…渡さないって横領するってこと?などと思ったり」

国の制度である育児休業給付金を、会社が支給しないと脅してきたのだ。

産後8週で復帰。事務から現場へ回され、給料は「マイナス」に

産休明けの時短勤務についてはなんとか交渉し、女性は無理をおして産後8週で復帰を果たした。しかし、彼女の居場所はすでになかった。

「本当に産後8週で復帰したら席がなく、事務の仕事から現場に回された」

会社側の理不尽な対応はこれだけでは終わらない。

「さらに『産休中の社会保険料は会社と個人半々にはしないから、個人から10割とる、休んでた間の足りない分は天引きするから』と復帰初月の給料はマイナスだった」

本来の制度のあり方を完全に無視し、会社が負担すべき分まで個人に全額請求、天引きした結果が「給料マイナス」という異常事態である。

これではさすがに働き続けられないだろう。女性は当時の心境について、「終わってんなこの会社、と感じて辞めました」と書いている。現在は別の業種で事務職として働いているそうだ。

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