当時の過酷な勤務を、男性はこう振り返る。
「当然、宿泊先の駅でも助役からお酒をいただくことになる。助役は終電が出る前から飲み続けているため、当然深酒になる。そのため始発前には起きてこない。新人だった私も、緊張や疲れから寝坊してしまうことがあった」
始発業務に当たる部下に酒をすすめる上司もやばいが、起きるべき時刻にすっかり爆睡していた男性。目を覚まさせたのは、アラームの音ではなかった。
「指令所からの朝の点呼にも間に合わず、利用客に起こされて慌てて券売機などを立ち上げ、営業開始の準備を進めるが間に合わない」
利用客に起こされるという鉄道員として致命的な大失態だが、その後の対応も今の感覚からすれば驚くほど大雑把だ。
「結局、利用客にはそのまま乗車してもらい、乗務員から切符を購入してもらうという形になった」
今なら大炎上しそうな話だが、当時の地方ではこれくらい適当な運用でも現場が回ってしまう時代だったということだろう。
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新幹線の終電を寝過ごし、目覚めたら新青森! 絶望した男性を救った駅員の言葉


