女性が「免許は持ってますがペーパードライバーで、車のことは詳しくないです」と答えると、社長は突然爆笑しだしたという。そして、こんな言葉を言い放った。
「なるほど! ウチの会社は先程も言ったように高級車を扱っているので、車の部品など車はどんな構造になっているのか分からないと仕事にならない会社で、貴方みたいなペーパードライバーで車を所持していない人はお話にならないですよ!」
たしかに車を扱うのだから自分でも普段から車を運転していて、最低限の知識はあったほうがいい。しかし、言い方というものがあるだろう。
社長は事務職に対する偏見をむき出しにしてきた。
「事務と言ってもずっとパソコンに向かってパチパチとやっている職場ではなく、動きのある仕事なんですよ〜っ! そこをご理解できてますか?」
「時代遅れの頭脳しか持たないやつの元で働いている職員に同情しました」
あまりに見下した態度に、女性は頭にきて「お言葉ですが」と真っ向から反論に出た。
「事務職、全部がパソコンに向かってパチパチと入力しているわけではないですよ? いつの時代の話をしているのでしょうか? お宅が言ったのは昔でいうキーパンチャーですよ?」
さらにもう一つ皮肉を言いかけようとしたところ、同行していた派遣会社の営業担当者に慌てて止められた。女性はイライラしながらその職場を後にしたという。
当時の怒り冷めやらぬ様子で、女性はこう切り捨てている。
「勝手に決めつけて、時代遅れの頭脳しか持てないやつの元で働いている職員に同情しました。高級ブランド系列のトップに立つ人は、見下しきった態度をとる奴が多い」
女性も若干怒り過ぎのような気もするが、自慢話の上にマウントを取られ、我慢ならなかったのだろう。
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