
画像はイメージ(AIで作成)
ワンマン社長の機嫌を損ねると、会社での立場が一変することがある。
投稿を寄せた東京都の40代女性(事務・管理)は、IT企業の人事を務めている。15年以上の経験があり、採用・労務・制度設計やIPOも経験してきたため「100名以下の規模の企業なら、1人で人事は回せます」と自負を語る。
そんな女性だが、公式サイトから直接応募があったエンジニア職の書類選考を行ったところ、面倒なことになった。書類を見ると「実務経験ゼロ、資格もゼロ、履歴書の写真もロングヘアで写真自体も調整ができなかったのか縦長に歪んで」おり、
「人事目線だとどう見ても一般企業のどこにも受からない(そもそも募集要項に掠ってもいない)」
というレベルだったため、普通に不採用としたという。(文:篠原みつき)
「今度はターゲットが自分になったという感じ」
しかし、その応募者は「社長のプライベートお気に入りの若者(30代、調理師学校卒の料理人男性、現在失業中でハロワの職業訓練中)」だった。社長に進められて応募していた様子で、落としたことを知った社長は激怒。
女性に対し「あなたには書類選考のスキルが無い」と言い放ち、扱いが激変した。
「急激にマイクロマネジメント的な監視がはじまり、台風の影響により電車遅延やダイヤ乱れで数回遅刻したことまで『常習犯』と言われました」
さらに社長は、目をつけた社員を「変なバイアスで『頭の病気』『無能』など従業員を悪しざまに誹謗する」癖があり、女性は「今度はターゲットが自分になったという感じ」と明かす。
「自分を守ってくれる人はいないので、もうやめたい」
これまで女性は、「誹謗されていた従業員について社長の話を鵜呐みにせず、背景事情や誤解の詳細を紐解き、表面化してハラスメントになったり労基法違反になるような指示や命令を未然に防いできた」という。
だが、自分が標的となった今は、こう心情を吐露している。
「自分を守ってくれる人はいないので、もうやめたい」
このままでは、社内ハラスメントの防波堤となっていた有能な人事が流出することになりそうだ。
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