大学生・新卒の就業観 旧帝大は「安定志向」、一方で早慶上智は「状況観察型」が相対的に多い傾向
調査対象全体での結果では「状況観察型」(31%)が最も多かった。以降、「チームワーク重視型」(21%)、「自由重視型」(18%)、「自己裁量重視型」(10%)、「プロフェッショナル志向型」(8%)と続く。
出身大学分類別に見た場合は、それぞれ異なった構成比となっており、早慶上智では「状況監察型」(41.7%)と「自己裁量重視型」(18.1%)の割合が他と比較して高く、関関同立は「チームワーク重視型」(20.8%)の割合が高い傾向が見られる。
また、旧帝大は「安定志向型」(14.3%)の割合が高く、MARCHは「自己裁量重視型」(8.4%)の割合が低いという結果だった。
男女別に見ると、「自由重視型」では、女性(21.5%)が男性(12.9%)より9ポイント近く高くなっていることがわかり、女性の方が「自分のやりたい事を柔軟に行える事を重視し、仕事とプライベート両方の充実をはかりたい」と考えていることが明らかになった。