【繊維・アパレル業界編】ストレス度の低い企業1位は帝人「有休取得しないと上司から指導が入る」 | キャリコネニュース
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【繊維・アパレル業界編】ストレス度の低い企業1位は帝人「有休取得しないと上司から指導が入る」

繊維・アパレル業界のストレス度の低い企業ランキング

繊維・アパレル業界のストレス度の低い企業ランキング

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、11月、「繊維・アパレル業界のストレス度の低い企業ランキング」を発表した。

調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「繊維」「アパレル」「カジュアル衣料、ファストファッション」に記載の企業のうち、2015年4月1日から2018年3月31日までの間、「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。

企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を5点満点で算出し、高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

1位は「帝人」で、ストレス度の低さは3.52点だった。2位は「旭化成」(3.51)、3位は「クラレ」(3.23)、4位は「ワコールホールディングス」(3.14)、5位は「アダストリア」(3.00)だった。

帝人「大型連休には必ず休暇を入れるので世間一般的な連休より長期になる」

1位の帝人で働く人からは、以下のような口コミが寄せられた。

「残業や休日出勤はあまりない。有給休暇に関しても取らないと上司から指導が入る。会社の雰囲気では、必ず有給休暇を取らないと損する感じになり、大型連休には必ず休暇を入れるので世間一般的な連休より長期になる。繁忙期には残業もあるが、残業代はちゃんとでる。勤務時間は、フレックス制度もあり、人によっては活用している」(技術関連職/30代前半男性/年収600万円/2011年度)

同社は1918年創業の老舗繊維メーカーで、東京都と大阪府に本社を置く。元は日本で最初のレーヨンメーカーとして事業をスタートしたが、時代の変化に応じて変革を繰り返してきた。マテリアル、ヘルスケア、ITとさまざまな分野で事業を展開している。

時代に先駆けて2000年に「女性活躍推進室」を設置。女性総合職の採用目標比率や女性管理職の目標数を掲げ、採用については目標を達成した。そういった取り組みが外部から評価され、「関西財界セミナー賞2011 輝く女性賞」や「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰最優秀賞」など、多くの受賞歴がある。同推進室は現在、名称を「ダイバーシティ推進室」と改めており、女性に限らず、外国籍の人や障がい者など、多様な人材を尊重する部門へと拡大した。

育児休職を取得した女性社員は、原則的に休職前の職場に復帰。休職が昇進へ影響しない体制も整えられている。さらに、最近では男性社員の育児休職取得率を上げるため、子どもが生まれたら社員本人と上司に休職取得を促すメールが届くユニークな取り組みで、一定の成果を上げている。

2017年度の総合職の月間平均残業時間は13.9時間、有給休暇の平均取得日数は12.8日だった。

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