職業訓練校で指導員をする50代女性も、25歳の新人男性の勤務態度に言及している。新人は授業が終わって職員室に戻ってくるとスマホをいじり出す。最近は職場で少しスマホを触るぐらいなら問題ないという会社も多いが、そこではダメだった。
女性は、新人が入社してすぐに注意したが、改善する気配はなかった。2か月後、再度「休憩時間はお昼の1時間のみです。勤務時間にスマホを触る必要がありますか?」と注意した。しかし彼は、「『そんなもんですか、おかしいでしょ』と笑って答えました」という。
「埒が明かないので、私から校長に『いかがなものでしょうか』と聞いたら、校長は『調べ物や緊急時以外は触る必要がありません』と言っていました。新人は権力者の言うことなら聞くようで、スマホを触ることはなくなりました。
ただ、その効力は半年で切れた。女性は「今は相変わらずスマホ触っています」といい、「こんな新人指導員が訓練生に社会人の心得を教えているのが信じられません」と嘆いている。
店長に「採用した自分が悪かった」と言わせた新人
販売・サービス職の20代男性は、同じ20代の新人男性に振り回された。見た目がチャラく、ヤンキー風だったという。一般的に年次有給は勤続6か月で10日付与される。しかし新人は入社1か月で、「来月、有休を使いたいんですけど」と言う。2か月目には、
「急に来なくなったと思えば、何の相談もなくいきなりFAXで退職届を送ってきた。さすがに店長がキレて電話をかけるも繋がらず。翌日、店長が不在なのを狙って折り返しの電話越しに、『制服って返した方がいいんですかね?』」
それから1週間後、制服は着払いで店に届いた。クリーニングもされていない使用済みの状態だった。店長は怒りを通り越して情けなさのあまり、「採用した自分が悪かった」とポケットマネーで着払い分を払ったという。
販売・サービス職の40代女性は、過去にいた「ルーズソックスで出社」していたという新人について綴る。新人は専務にやんわりと突っ込まれても、「あったかいんですよ、これ」と返していたという。さらに、
「丈が短いスカートで出社していました。私が『階段登る時に見えちゃうよ』と言うと、『見せパンはいてるんで大丈夫です』と言っていました」
接客時、客に商品を渡す際に相手から「ありがとうございます」と言われたら「どういたしまして」と返事をしていた。女性はこの接客にも疑問をいだいている。
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