猫がベルトに巻き込まれると、そのベルトが千切れたり、それによって洗浄が必要になったりする可能性がある。同団体は「猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことを実践しましょう」と呼びかける。
猫は温かい場所や狭い場所を好む。駐車している車のエンジンルームは雨風が入りにくく、猫にとって安心できる場所だ。JAFには1年を通してこのようなトラブルの救援要請があるため、「冬場に限らずご注意ください」という。
またボンネットを叩く”猫ばんばん”を行うと驚いて猫が逃げると言われているが、同団体は「有効ですが、万能ではありません」としている。叩いて出ていくかは個体差があり、かえって奥へ入り込んでしまう場合もある。そのため、叩いた後に猫の声や気配を感じたらボンネットを開けて確認すべきだという。