レソリューションは3月31日、「働き方に関する将来の不安」についての調査結果を発表した。調査は3月18日に実施し、20~40代の非正規雇用で働く男女1154人から回答を得た。
職場が新型コロナウイルスの影響を受けている人は47.4%だった。調査日以降、さらに増加していると考えられる。
8割が働き方に不安 「業績が下がったら、正社員ではない自分が首を切られる」
どのような影響を受けているかを聞くと、
「施設の閉鎖により、仕事が激減した」(40代男性/神奈川県)
「職場が長期間休止していて自宅待機 給料が出ないので単発バイトを探すもあまり無い」(30代女性/千葉県)
といった声が寄せられた。また「社員だけが在宅勤務になり、派遣だけが出勤している」(40代女性/大阪府)という人も見られ、正規雇用と非正規雇用の待遇に差が生じてしまっている現状が伺える。
将来の働き方に関する不安を聞くと、「非常に不安」(34.1%)、「不安」(43.8%)が合計8割となった。不安視する点については、
「死ぬまで働き続けないと生活できそうにないが、身体的にきつくなりそう」(30代女性/東京都)
「業績が下がったら、正社員ではない自分が首を切られる」(40代女性/神奈川県)
「いつまで仕事が出来るのか、働かせてくれる所があるのか」(40代女性/愛知県)
といった声が寄せられた。
安定した仕事には何が必要不可欠だと感じるか聞いたところ、「無期雇用(正社員)での就労」(61.7%)が最も多く、
「短期間の契約更新ではなく、安定した雇用を得てこそ仕事にも身が入る」(40代女性/大分県)
「正社員は会社に守られているから(30代女性/兵庫県)
といった声が寄せられた。次いで「資格が活かせる仕事」(27.7%)、「キャリアアップ・スキルアップに繋がる仕事」(27.4%)、「大手企業での就労」(22.0%)、「将来独立できる仕事」(14.7%)と続いた。