ブラック企業の謎ルール「新型コロナに感染したらペナルティ」「うちは残業ないから残業代なしです → 実際は月50時間残業」 | キャリコネニュース - Page 2
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ブラック企業の謎ルール「新型コロナに感染したらペナルティ」「うちは残業ないから残業代なしです → 実際は月50時間残業」

女性は長年勤めた前職を辞め、社長と社員2人の計3人の零細企業に勤めている。親友である社長から数年がかりで「親の会社を継いだので手伝ってほしい」と説得された末の転職だった。

「『うちは残業ないから残業代も出ない』と聞かされていました。しかし実際は毎月50時間以上の残業があります。もちろん残業代は出ません。タイムカードがなく、残業しても業務日誌に『定時で帰ったように書いて』と言われています」

必然的に残業が発生する理由は業務内容にあった。

「掃除、お茶だし、営業事務、梱包、発送、そして経理まで、すべてが私の仕事です。さほど忙しくない日でも、昼休みや15時の休憩をとると定時では帰れません。そのため毎日、無休憩で仕事をしています」

「社長と上司が経費を公私混同で使いまくるので赤字です」

定時で帰れる日はよくて週1日。社長が夕方から仕事を追加するため、大半が残業になるという。それでいて上司は1分たりとも残業をしない。そんな2人について、

「社長はだいたい昼前か午後から出社します。上司も毎日、必ず10分ほど遅刻してきます。社長と上司が経費を公私混同で使いまくるので赤字です。そのためボーナスもありません。業績がよくなれば還元するとのことですが、ここ数年、出ていません」

さらに、「体調不良でも『38度を超えたら休んでいい』と言う社長です。インフルエンザの際には1日だけしか休めず、あとは熱があっても出勤するように言われました。有給休暇もありません」とこぼしている。

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