サービス・販売職の40代男性も上司のパワハラに苦しむ一人だ。上司は見た目からヤクザのようで、暴言ばかりを吐いているという。
「パワハラが酷くて敬語を使うことができない上司です。ミスをする度に会議で吊るし上げ、サービス残業を容認している割りに『早く帰れ』と言ってきます」
それでいて業務量は減らず、逆に増やされているために定時で帰れることはない。男性が有休申請をした際は嫌味を言われ、結局は休めない雰囲気になったという。さらには「『会社のためなら上司がパワハラしてもいい』とまでほざいていた輩もいました」と綴っている。
管理・事務職の40代男性は、かつて在籍していた飲食店の元経営者から受けたパワハラを明かす。経営者は、勤務時間の7時半~21時半を定時勤務と認識。休みも週1日あれば良い方で、体調不良でも休めなかったという。
「入社して3か月が過ぎたころ、体調が悪くて休もうとしたら、経営者から呼び出されました。そして39度の発熱の中、2時間以上も立たされたまま体調管理について説教を受けました」
また、現場では当時、ノロウイルスが蔓延していたが、スタッフは出勤を強要されていたという。
休日もメールチェック強要、返信しないと“仕事してない”認定
医療・介護職の50代女性は、元勤務先にいた高圧的な態度の上司が退職の決め手となった。女性は当時、深夜24時までパソコンを起動させておかねばならず、携帯電話の電源も切れない環境で働いていた。その理由は「上司から届くメールをチェックしたり、電話に出なければならかったからです」という。そんな上司について、
「休日もメールチェックがあり、返信しないと馬鹿扱いされ『仕事してない』とからかわれました。日課進捗で数字が悪いと、電話口で怒鳴られることも日常茶飯事でした。会議の場では吊るし上げられ、一方的に意見を求められました。答えられないと全員の前で罵倒され、そして馬鹿扱いです」
このほかにも
「上司は、他部署との飲み会を禁止にしていました。基本的に同じ部署内での飲み会なども開かれるような雰囲気ではなかったです。上司は『部署内の機密を漏らさないため』と言っていましたが、機密性の高い部署ではありませんでした」
その結果、女性の人間関係を閉ざされ、精神的に病んでいった。さらに、部署異動が追い打ちをかけたという。
「まったく初めての仕事を何の説明もなく割り振られ、案の定パニックに。それなのに上からも横からも罵倒されました。そんな状況なので、余計あたふたして当たり前です」
女性は最終的に、転職することを選んだ。
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