体育会系の職場といえば、飲み会の強制参加などがその典型だ。昔は部下に酒を強要する会社もあった。
さすがに最近は、そうした職場も減ってきているだろう。では、令和の今、従業員が”体育会系”と感じるのはどのような職場だろうか。企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた投稿を紹介する。【参照元:キャリコネ】(文:鹿賀大資)
「発注も紙やFAXベースです」
「良くも悪くも体育会の会社。すべて人が関わり、発注も紙やFAXベースです。貴重な商品データも生かされているのかが不明です。スタッフみんな、それが当たり前のように働いています」(ショップスタッフ/50代前半/女性/正社員/年収400万円)
「社風は社員一丸となるような文化です。どちらかというと体育会系で、同調圧力は高い方だと思います。無駄な会議や朝礼などを『今さら変えられない』と言った人が多く存在します」(システムエンジニア/30代後半/男性/正社員/年収650万円)
「部署にもよりますが、飲み会は体育会系。新人は出し物をしないといけないのが面倒です」(技術関連職/40代前半/男性/正社員/年収1000万円)
アナログベースな業務内容に、”体育会系”という印象を感じている人もいるようだ。また、イケイケな飲み会を開いているという声もあった。この日本特有の文化は、細々としながらも、まだまだ続いていくのだろう。
「営業はかなり体育会系なので離職率も高めです」
「管理部の離職率は低いものの、営業はかなり体育会系なので離職率も高めです」(法人営業/20代後半/男性/正社員/年収300万円)
「オラオラ系の体育会部署が多い。ヤンキーからの叩き上げ社員が多数在籍しており、あまり雰囲気が良いとは思えない。ちなみに金融機関や官公庁相手の案件が多い」(ハードウェア関連職/20代前半/男性/正社員/年収500万円)
「出世しやすい人は、1番に営業成績が慢性的に良い人です。2番目に役員から好かれている人。それ以外は、体育会系の人が活躍しやすいと思います」(法人営業/20代後半/男性/正社員/年収450万円)
一口に体育会系といっても、爽やかなものから軍隊気質のところまでさまざまだ。体育会系の会社では離職率が高いという声もあったが、そこには向き不向きもあるだろう。「論ずるより動いてなんぼ、バイタリティーで勝負したい」という人は体育会系の職場でこそ力を発揮できるかもしれない。【参照元:キャリコネ】