いま「DX推進指標」に答えるとベンチマーク資料がもらえる | NEXT DX LEADER

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いま「DX推進指標」に答えるとベンチマーク資料がもらえる

DX何からはじめよう DX推進指標ってなんだ? より

この動画で学べること

  • 経産省が作成した「DX推進指標」の概要について知ることができる。

こんな人におすすめ!

  • あらためて全社的なDXを取り組むために現状把握をし直したい経営者。
  • DXを思いつきではなく、体系的なアプローチで進めたいと考えるリーダー。

簡単な自己診断ができるツール

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
経済産業省が作成した「DX推進指標」について知ることができるよ。正式名称は「デジタル経営改革のための評価指標」という。

データやデジタル技術活用について、各社の経営幹部や関連部署が、現状や課題に対する認識を共有し、次のアクションにつなげるための簡単な自己診断ができるものだ。
DXを学びたい男性
これ、2019年に公開されているんだね。
DXに詳しいロボット
国はこのころから、すでに「DXをやらなきゃヤバイ」という危機感があったんだろうね。でも、すぐにコロナ禍が始まったこともあって、中堅・中小企業で本格的な取り組みをしている企業はまだまだ少数派というのが実態だ。
DXを学びたい男性
いや、本当のところ大企業だってねえ……。
DXに詳しいロボット
いちおう「DX」と名のついたプロジェクトはやっているけど、紙からデジタル化への業務改善で終わっていたり、小さなPoC(実証実験)をやってお茶を濁していたりで、腰を据えてやっている会社は実は多くないという見方もある。

実は今回紹介する動画は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のYouTubeチャンネルに最近アップされたものだけど、今更ながら「DX推進指標」を取り上げたのは、ここからやり直した方がいい会社が少なくないのが実態だ、というIPAの認識を表しているのではないだろうか。

経営者自身が答える部分もある

DXを学びたい男性
ところで「DX推進指標」について、もう少し具体的に知りたいんだけど。
DXに詳しいロボット
「DX推進指標」の項目は全部で35項目。「経営」「IT」の2つの観点で、0点~5点の6段階で自己診断をする。9つのキー・クエスチョンは経営者自身が回答し、26個のサブ・クエスチョンは関係者同士で議論しながら回答する。

なお、IPAが運営する「DX SQUARE」というサイトでは、DX推進における「健康診断」と呼んでいるね。指標による自己診断の結果をIPAに提出すると、自社の位置づけをマークした「ベンチマーク資料」がもらえるらしいよ。
DXを学びたい男性
こういうとき、設問の指示に従わず「そんな細かいことは現場でやっておいてくれ」と自分でやらない経営者がいそうだけど、そういう会社はちゃんとしたDXが推進できないんだよね。
DXに詳しいロボット
そう思う。例えば、キー・クエスチョンは「ビジョンの共有ができているか?」で始まるわけだけど、トップがDXについて総論だけでなくてある程度の各論まで見えていないとビジョンなんて作れないからね。

動画では、「AIを検討するんじゃなかったの?」と聞く社長に、スタッフが「それはずっと後です。まずはDX推進指標で診断して必要なことを洗い出しましょうよ」と答えている。こういうアプローチを当たり前に行う会社が増えるといいね。

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YouTube:DX何からはじめよう DX推進指標ってなんだ?

考察記事執筆:NDX編集部

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