「プロジェクトマネージャー」の採用に失敗しない方法 | NEXT DX LEADER

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この動画で学べること

  • プロジェクトマネージャーの役割と必要なスキルセットが分かる。
  • プロジェクトマネージャーを採用するときに失敗しない方法が分かる。

こんな人におすすめ!

  • プロジェクトマネージャーを採用する立場の人。
  • 付加価値の高い仕事をするプロジェクトマネージャーを目指したい人。

「プロジェクトマネジメントができる」と言ったはずなのに

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
ITの仕事をしていると「プロジェクトマネージャー」という職種の人たちがいることを知っている人は多いと思うけど、実際に何をやる人であるのか、分かりやすく言える人は少ないんじゃないかな。

そこで、パラダイスウェアのCEOでプロジェクトマネージャーの橋本さんが、そもそも「プロジェクトマネージャー」って何する人なのか、なぜそのことを巡って混乱が多いのか、について解説してくれているよ。
DXを学びたい男性
プロジェクトを成功させるために、顧客の要件を明確にして、ヒト、モノ、カネを使って成果を上げさせること、という印象はあるんだけど。
DXに詳しいロボット
それもひとつの定義だけど、橋本さんによると「僕はプロジェクトマネジメントができます」という人を採用したけど、まったくワークしない場合があるんだそうだ。理由は「プロジェクトマネジメントという言葉が指している内容が違うから」

橋本さんは採用時に、プロジェクトマネジメントをスキルやタスクで分解して、できることや得意分野を確認するようにしている。まずは「要件定義」、そして工数と金額両方の「見積もり」、それから「タスクマネジメント」「リスクマネジメント」

また、他の人にやってもらったアウトプットを「ちゃんとレビューできるか」。開発の場合は実装の中身をレビューできるか、リリース計画やテスト計画を自分で作れるか、あるいは他の人に作ってもらった計画をレビューできるか。

「中身分かってないくせに偉そうなヤツ」をどう脱却するか

DXを学びたい男性
考えてみると幅広いスキルが必要だよね。
DXに詳しいロボット
橋本さんはこれをひとりで全部できるけど、そうなるまでには10年くらいかかったという。だから採用のときにも、どのスキルやタスクができるのか確認する必要がある。
DXを学びたい男性
ひとりで全部できない場合はどうするの?
DXに詳しいロボット
複数人で分担すればいいんだって。経験や浅い人や、得意分野や不得意分野を補っていけるような体制にしていけばいい。例えば、予算管理はプロジェクトマネージャーがやるけど、タスク管理はディレクター、開発の中身のレビューはシステムエンジニアがやる、といった形を採ってもいいというわけだ。
DXを学びたい男性
実際、頼りないプロジェクトマネージャーって結構いるよね。
DXに詳しいロボット
それは、プロジェクトマネージャーという役職に就いている人が、若いうちはソースコード書いていたのに、ある程度の年齢になったら急に仕事を取り上げられ、いきなりエクセルの数字を管理させられているからかもしれないね。

技術から離れてしまい、「進捗どう?」しか聞いてこない「中身分かってないくせに偉そうなヤツ」。そういう反発が業界に広まっているという。でも、プロジェクトマネージャーも当然技術のことを分かっていなければいけない。

そういうプロジェクトマネージャーをなくすためにも、「要件定義」「見積もり」「タスクマネジメント」「リスクマネジメント」「アウトプットのレビュー」といったプロジェクトマネージャーのタスクを分解し、それぞれに必要なスキルを身につけるマニュアルやステップが必要なんだろうね。

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YouTube:【知ってるようで】#21 そもそもプロジェクトマネジメントとは?【案外知らない】

考察記事執筆:NDX編集部

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